【阪神】‟聖地”開幕戦で昨季MVP右腕が唸りを上げるか 混沌としてきた外野争いにも注目

2024年4月8日(月)15時21分 ココカラネクスト

甲子園球場での開幕戦に先発する村上頌樹(C)産経新聞社

 阪神は4月7日のヤクルト戦(神宮)で今季初のカード3連勝を狙ったが叶わなかった。初回に先発の才木浩人がホセ・オスナに先制2ランを浴びると、終盤の8回2死二塁の場面でオスナの三ゴロを佐藤輝明が後逸して、致命的な1点を与える形で1-3で競り負けた。

【動画】昨年のMVP男が…阪神・村上が今季初登板で初回に走者一掃の適時打を許したシーン

 気持ちをあらたに9日から‟聖地”甲子園で今季初の”開幕戦”を迎える。予告先発は昨季のMVP右腕・村上頌樹と発表された。

 村上は2日のDeNA戦(京セラドーム大阪)で3回5失点という内容で敗戦投手になった。チームは6日に借金を完済したが一日で借金「1」に逆戻りした。再び借金完済を目指す上でエース右腕が唸りを上げるか。何としても今季初勝利を手にしたいところだ。

 打線では安定した打撃が光る1番の近本光司、2番の中野拓夢がチャンスを作り、中軸に回す役割が求められる。7日の試合では開幕から「3番・右翼」で先発出場を続けていた森下翔太をスタメンから外し、代わりに3年目の前川右京を据えた。

 その前川は左翼のポジションでシェルドン・ノイジーとし烈な争いを繰り広げていたが、森下の不調もあって外野の争いは混沌としてきた。

 果たして甲子園球場の開幕戦では誰が右翼と左翼のポジションに就くのか。中堅の近本は固定のままだが、右翼と左翼に関しては状況に応じて今後も選手が入れ替わる可能性がある。

 まずは先発で‟火曜日”の初戦を任せられている村上が先陣を切り、打線の復調とともに5割復帰、その先の「貯金ロード」を進んでいきたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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