PSGのオーナー会社が英2部クラブを買収? アストン・ヴィラらが標的か

2019年4月12日(金)13時12分 サッカーキング

PSGの会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏 [写真]=Getty Images

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 パリ・サンジェルマンのオーナーを務めるカタール・スポーツ・インベストメント(以下QSI)がイングランド2部チャンピオンシップのクラブの買収を試みている模様だ。11日にイギリス紙『テレグラフ』が報じた。

 2011年よりパリ・サンジェルマンを保有しているQSIは、その圧倒的な財力で、瞬く間にクラブを欧州屈指の強豪へと成長させた。

 QSIは同社の資産の拡大と新たなビッグリーグへの挑戦にとって、イングランドのクラブが最適かどうかを検討しているようだ。同社にとって理想的なのは、潜在的かつ確固たるファン層を持つクラブであり、アストン・ヴィラ、ノッティンガム・フォレスト、クイーンズ・パーク・レンジャーズを買収のターゲットとして調査しているようだ。

 中国企業『福星国際』に買収され、昨シーズンのチャンピオンシップを圧倒的な強さで優勝、昇格1年目の今シーズンのプレミアリーグでも台風の目となっているウルヴァーハンプトン・ワンダラーズという前例があるだけに、この野心的な試みは大きな可能性を秘めていると言える。

 なおUEFA(欧州サッカー連盟)は同一オーナーによるUEFA主催の大会参加を禁じており、仮に買収されたクラブが成功しそれらの大会に出場する場合、今シーズンのヨーロッパリーグ・グループステージで同一グループ内で対戦した『レッドブル』グループのライプツィヒとザルツブルクのように、異なる経営母体による運営をすることになる。

サッカーキング

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