大谷翔平 日米通算1000安打&松井秀喜氏に並ぶメジャー日本人選手最多の通算175号のダブル快挙を達成!「怪物クラス」と現地記者も驚きの123メートル弾

2024年4月13日(土)13時25分 ココカラネクスト

大谷翔平が日本選手最多175号&日米通算1000安打を達成(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間4月12日(日本時間13日)、本拠地・ドジャースタジアムでのパドレス戦に「2番・DH」でスタメン出場した。

 先発の山本由伸が先制の2ランを浴びて2点を献上した直後の大谷の第1打席、相手先発右腕マイケル・キングの2球目のフォーシームをフルスイング、メジャー日本選手最多本塁打の松井秀喜氏に並ぶ通算175本目の4号ソロ本塁打を左翼席へ放り込んだ。打球速度107・3マイル(約173キロ)、飛距離403フィート(約123メートル)の豪快なアーチに本拠地ファンも大喜びだった。

【動画】メジャー通算175号!大谷翔平が逆方向への一発を放ったシーン

 この一発にドジャースの公式Xは「ヒデキ・マツイに並ぶ日本出身選手の最多本塁打、おめでとうショウヘイ!」と投稿している。

 現地メディア『Fox Sports MLB』のアナリストであるベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニ、403フィート(約123メートル)の怪物級本塁打!」と、本塁打シーンの映像を添えて驚きの投稿をしている。

 大谷の一発が呼び水となり、ドジャース打線が反撃する。1-3と2点差で迎えた2回、5番のマックス・マンシーのソロで1点を返すと、四球と相手の失策も絡んで二死一・二塁とし、1番のムーキー・ベッツが初球を叩いて逆転の3ラン。5-3とした。さらに3回には6番のテオスカー・ヘルナンデスにも2ランが飛び出して7-3とリードを広げた。
 
 大谷の第2打席は中直に終わったが、第3打席に今度はレフト線へ二塁打をマークし、日米通算1000安打を達成した。

 試合前には元通訳・水原一平容疑者が不正に電子送金した銀行詐欺の疑いでアメリカの捜査当局から訴追され、同容疑者がロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約383万円)で保釈が決まったという報道があったばかり。

 米紙『Los Angeles Times』による「司法省の捜査には非常に感謝しています。私個人としては、これで一区切りがつき、野球に集中したいと思っています」との大谷のコメントが発表されたばかりだったが、まさに気持ちもあらたに、ダブル快挙を達成。言葉通り、前を向く姿勢を活躍で示している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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