ラキティッチ、“盟友”モドリッチのレアル残留を願う「いつかは退団する。でも、まだその時ではない」

2023年4月13日(木)16時45分 サッカーキング

ラキティッチがモドリッチに言及 [写真]=Getty Images

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 セビージャの元クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが、レアル・マドリードに所属するMFルカ・モドリッチについて語った。12日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 レアル・マドリード在籍11年目を迎え、クラブ公式戦通算試合出場数は「450」を超え、通算5度のチャンピオンズリーグ制覇を筆頭に数多くのタイトル獲得に貢献してきたモドリッチも、すでに37歳。ここ数シーズンは、レアル・マドリードと1シーズン毎に契約延長を交わしてきたが、こと今年に関しては、クラブが世代交代を図ることを検討しており、シーズン終了後の退団の可能性が例年以上に囁かれている。またモドリッチ本人は残留への意向を示している一方で、メジャーリーグ・サッカー(MLS)や中東から関心を寄せられていることも報じられてきた。

 今シーズンも“白い巨人”で絶大な存在感を発揮しているモドリッチの去就が宙に浮いた状態が続いているなかで、かつてクロアチア代表として共闘し、ラ・リーガで戦う選手としては敵対するラキティッチは「まあ、いつかは、引退か退団するだろうね。でも、まだその時ではないということは、誰もが認めている。クラブ上層部とフロレンティーノ(・ペレス)会長がどのような決断を下すのかを見守りたい」と告白。続けて「先日、ロドリゴが言った『ルカは僕らを動かす原動力だ』という言葉に耳を傾けてみよう。僕もその意見に賛同だ」と胸中を明かした。

 また、ラキティッチは「驚くほどの尊敬の念をルカは受けている。なにせ、クロアチアのサッカー界の象徴であり、僕たちは皆、ルカのすることに自分自身を重ねているんだ。彼のサッカーを楽しみ、スペインで、それもエリートとしてやっていけるように。ルカとマドリーが一緒に続けていくことを望んでいるよ」と口にしつつ、「彼に残された時間は1年や2年ではなく、少なくとも3年はあるだろう。まだまだ、ルカは素晴らしいプレーを見せてくれているからね」と衰え知らずの“盟友”について語っている。

 レアル・マドリードで一時代を築き、W杯ではクロアチア代表を準優勝と3位に導き、同国人選手として初の『バロンドール賞』を受賞したモドリッチ。この生ける伝説の物語は今夏、どのような展開を迎えるのだろうか。

サッカーキング

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