“名将”からの教え…M・アントニオがリヨン戦へ意気込む「勝ち取るためにいる」

2022年4月14日(木)18時55分 サッカーキング

準決勝進出を誓ったM・アントニオ [写真]=Getty Images

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 ウェストハムのイングランド人FWマイケル・アントニオが14日に行われるヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝セカンドレグ リヨン戦を前に、意気込みを示した。同日付でクラブ公式サイトが伝えている。

 7日に行われたEL・準々決勝ファーストレグでリヨンを“ロンドン・スタジアム”に迎えたウェストハムだったが、前半アディショナルタイムにDFアーロン・クレスウェルが一発退場に。数的不利となった同クラブは52分にFWジャロッド・ボーウェンのゴールで先制に成功するものの、66分に失点を許して追いつかれてしまう。試合はこのまま1−1で終了し、ウェストハムはセカンドレグでの勝利を目指す。

 現在32歳のM・アントニオはトゥーティングでプロデビューを飾ると、サウサンプトンやノッティンガム・フォレストを経て、2015年夏にウェストハムへ加入。昨季のプレミアリーグで10ゴール5アシストを記録し、EL出場圏内の6位フィニッシュに大きく貢献したM・アントニオは「欧州大会でプレーすることは僕の夢。初めて準々決勝まで進出できたことは素晴らしいね」と告白。また「みんなも僕たちも興奮しているし、この状況を勝ち取るためにいる。明日には決着がつくから、それを自分たちで決めなければならない。試合に勝たなければならない」とセカンドレグでの勝利に向けて意気込みを示した。

 2017−18シーズンの途中から指揮を取り、その後一度はウェストハムを離れたものの、2019−20シーズンの途中に再び就任したデイヴィッド・モイーズ監督。同シーズンは不振に喘いでいたチームを立て直すと、2020−21シーズンにはEL出場権獲得を成し遂げたモイーズ監督について、M・アントニオは「監督からもらったものは“自分たちを信じる気持ち”と“どんな相手にも勝てるという自信”だ。彼が最初に来た時、僕たちに『我々はいつでもゴールを決められるけど、多くのゴールを漏らしている』ということを言っていたよ。後ろがしっかりしていれば、必ずゴールは奪えるということ」と秘話。さらに「彼は僕たちに、試合に勝つために全力を尽くす自信を与えてくれた。このチームは、どんな相手にも勝つことができると信じている」と胸中を明かしている。

 モイーズ監督就任以降、2シーズン連続でリーグ戦二桁得点を記録すると、昨年8月にはウェストハムのプレミアリーグにおける通算得点数で歴代1位となったM・アントニオ。名将が与えた“自信”を持ってM・アントニオは、セカンドレグでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

サッカーキング

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