バンプに悩むドゥカティ「全てのセクターで速く走れる改善策を見つけなければならない」/第3戦アメリカズGP初日

2023年4月15日(土)14時16分 AUTOSPORT web

 4月14日、2023年MotoGP第3戦アメリカズGP MotoGPクラス初日のプラクティス1、2がアメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、ドゥカティ・レノボ・チームのフランセスコ・バニャイアは総合2番手、代役参戦のミケーレ・ピロは総合17番手となった。また、エネア・バスティアニーニは第1戦ポルトガルGPのスプリントレースでクラッシュを喫した際に右肩を骨折し、回復に専念するため欠場となっている。


 前戦のアルゼンチンGP決勝で、痛恨の転倒により16位となったバニャイアは、アメリカズGP初日のP1では7番手に留まったが、P2では開始早々にトップタイムをマークする。さらに、セッション後半にはさらにタイムを縮めて2分02秒241でトップに立つも、ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が0.063秒上回り、2番手となった。


 バスティアニーニの代役として召集されたテストライダーのピロは、午前のP1では2分05秒772の21番手となったが、午後のP2では大幅にタイムを縮めて2分03秒685の17番手で終えている。


■フランセスコ・バニャイア(P1:7番手、P2:2番手)
「初日から上手くいって、満足しているよ。昨年と比べるとグリップがあまりなく、バンプがたくさんあってコースの状況は悪くなっていると思う。でも全体的にとても速く走ることができたんだ。リヤのミディアムタイヤのフィーリングがとても良かったから、明日はソフトタイヤでもっと周回を重ねて、挙動を確認したい」


「アスファルトの表面が不規則だから、すべてのセクターで速く走れるような改善策を見つけなければならないけれど、解決策に近づいているから、明日も引き続き作業を続けていくよ」


■ミケーレ・ピロ(P1:21番手、P2:17番手)
「今朝は、難しい路面状況でバンプが多くて、少し困ったよ。そして午後のセッションではマシンに変更を加えて、より良いフィーリングを見つけ、P1よりタイムを縮めることができた。なので初日には満足しているし、楽しかった。トップ10からもそれほど離れていないから、明日の目標はもう少し前進して、上位陣のタイムに近づくことだね」

フランセスコ・バニャイア、ミケーレ・ピロ(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2023MotoGP第3戦アメリカズGP
ミケーレ・ピロ(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2023MotoGP第3戦アメリカズGP
フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2023MotoGP第3戦アメリカズGP

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