初のMT仕様限定車『アバルト595/595CツーリズモMTリミテッド』が登場

2018年4月16日(月)17時49分 AUTOSPORT web

 フィアットの“国民車”を現代的な解釈で蘇らせた現行チンクェチェント(500)をベースに、同社の高性能部門であるアバルトが仕立てたハイパフォーマンスモデル『アバルト595』と、そのオープントップモデルである『595C』に、マニュアルトランスミッション(MT)を組み合わせた限定車『595/595C Turismo MT Limited(595/595C ツーリズモ MT リミテッド)』が登場。4月7日より発売が開始されている。


 フィアット500をベースとしたアバルトのモデルにはいくつかのラインアップが用意されるが、この『595』シリーズは、長距離ツーリングからタウンユースまでドライビングを快適に楽しめるツアラーとしての特性を際立たせたモデルとして誕生した。


 それでも“アバルト”の名に恥じない性能は健在で、1リッターあたり100PSを超える165PS/210Nmを発生する1368cc直列4気筒ターボは、SPORTスイッチ使用時には2250回転で230Nmまでパフォーマンスを引き上げる。


 さらに、アバルトのエンジニアリング力を結集したボディおよびシャシーチューニングにより、唯一無二のスポーティな走りを実現したモデルとしても存在感を放っている。


 今回の限定車はそうした特徴をそのままに、同モデルでは日本初となるMTの組み合わせを実現。また、オープンボディとMTの組み合わせを選択できるという点でも初の希少な存在となっている。

『595』にはMakeYourScorpion(カスタマイズプログラム)を除いて日本初導入となるトロフェオグレーのボディカラーを採用
通常はリアのみに装着されるKONI製ショックアブソーバーをフロントにも採用した


 その『595/595C Turismo MT Limited』は、エクステリアでも特別な仕立てが施されており、専用デザインの17インチ20スポークアルミホイールや、イエロー塗装を施したブレーキキャリパーにより足元をスタイリッシュに演出。


 さらに通常はリヤのみに装着されるKONI製ショックアブソーバーをフロントにも採用することで、マニュアル車に相応しいスポーティなハンドリング性能と快適な乗り心地を高次元でバランスさせている。


 ボディカラーも『595』にはMakeYourScorpion(カスタマイズプログラム)を除いて日本初導入となるトロフェオグレーを、595Cには洗練された雰囲気のガーラホワイトを採用し、それぞれのモデルが持つ世界観をさらに引き立たせるセレクトとなっている。


 その『595』は右ハンドル60台、左ハンドル40台の合計100台が用意され、価格は345万円。『595C』は右ハンドルのみ50台となり、価格は376万円となっている。

オープンモデルの『595C』には洗練された雰囲気のガーラホワイトを採用する
専用デザインの17インチ20スポークアルミホイールと、イエロー塗装を施したブレーキキャリパーを装備

公式サイトURL:http://www.abarth.jp/limited/595turismo_mt/


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