大谷翔平の同僚が明かした衝撃「告白」舞台裏 水原容疑者の「怪しさ」は明白だった...米メディア

2024年4月17日(水)16時41分 J-CASTニュース

大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属するタイラー・グラスノー投手(30)が米ポッドキャスト番組「The Chris Rose Rotation」に出演し、韓国での開幕戦(3月20日)後にクラブハウスで行われたミーティングでの大谷翔平選手(29)の言動を明かした。米スポーツメディア「スポーツ・イラストレイテッド」(WEB版)が2024年4月16日に報じた。

水原一平容疑者(39)は開幕戦後、クラブハウスで選手たちに向かって「私はギャンブル依存症です。すべての責任は私にあります。大谷に借金の肩代わりをしてもらいました」などと告白。球団は水原容疑者が違法賭博に関与したとして解雇した。

水原容疑者「借金の肩代わりをしてくれたことにしてほしい」

ミーティングに参加していたグラスノーは当時の様子をこう振り返った。

「クラブハウスでは、大谷の態度から彼がこの事件とは何も関係ないということはすぐに分かった。彼が最初に言ったのは『(私の)携帯電話を調べてくれ』だった。彼は『それで解決してくれ』という感じだった。我々はすぐに『一平が何か怪しいことをしている』と分かった」

米紙「ニューヨーク・タイムズ」(WEB版)によると、大谷は水原容疑者がミーティングで告白した英語の内容を完全に理解できなかった。そのため、直後に宿泊先のホテルで水原容疑者と2人で話し合ったという。

その際、水原容疑者は大谷に「借金の肩代わりをしてくれたことにしてほしい」と懇願。これを拒否した大谷は代理人を呼び、窃盗被害を確認したという。

水原容疑者は大谷の口座から、無断で1600万ドル(24億5000万円)以上を不正に送金したとして、アメリカの捜査当局に銀行詐欺の疑いで訴追され12日に保釈された。

グラスノーによって明かされたミーティングの舞台裏。同僚らは当初から大谷の「潔白」を信じていたようだ。

元専属通訳による違法賭博スキャンダルに巻き込まれた大谷。今シーズンはここまで20試合に出場して打率.341、4本塁打、10打点を記録。17日(日本時間)に行われたナショナルズ戦では「2番・指名打者」で先発出場して5打数2安打だった。

J-CASTニュース

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