インディカーiRacingチャレンジ第4戦ツインリンクもてぎに向け各ドライバーが意気込み
2020年4月18日(土)14時46分 AUTOSPORT web
4月18日、シーズンが開幕できていないNTTインディカーシリーズがファン向けに開催している『インディカーiRacingチャレンジ』がツインリンクもてぎを舞台に開催される。バーチャルとはいえ、2010年以来となるツインリンクもてぎオーバルでのインディカーのレースに向けて、インディカー・シリーズはレースのキーとなる要素と、ドライバーたちのコメントを掲載した。
ドライビングシミュレーターの『iRacing』を使って、現役のインディカードライバーやゲストたちが本物さながらに争っているiRacingチャレンジ。第4戦の舞台は、ファンの投票によって2010年以来レースが行われていない、ツインリンクもてぎのオーバルコースとなった。
レースに向けたデータは下記のとおりだ。
レーススタート時刻:4月18日 14:30(米国東部時間・日本時間4月21日 03:30〜)
トラック:ツインリンクもてぎ
(4ターン/エッグシェイプ/1.549マイルオーバル/バンク角:10度)
レース距離:113周(175マイル/281.6lkm)
予想ピットストップ:2回。フューエルウインドウは40周前後と予想。車両はレース中1回の『ファストリペア』が許される。
また、レースを前にドライバーたちがコメントを寄せている。主なドライバーたちのものをご紹介しよう。また多くのドライバーがSNSでマシンカラーや、もてぎを走る様子を公開している。こちらもぜひご覧いただきたい。
Tomorrow we head to virtual Twin Ring Motegi for the Firestone 175. Who will win this week's Random Draw round of the INDYCAR @iRacingChallenge?
Tune in tomorrow at 2:30PM ET on @NBCSN.#INDYCAR// #INDYCARChallenge@motegi_english// @FirestoneRacingpic.twitter.com/TRDGdjSc76
— NTT INDYCAR SERIES (@IndyCar) April 17, 2020
■佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)
「またインディカーがツインリンクもてぎでレースをすることになり、とても驚いています! 僕はiRacingでレースをしたことはありませんが、インディカーiRacingチャレンジはとても興味深くみていました。今週、ようやく機材が届いてiRacingチャレンジにデビューすることになりますが、それがもてぎとはすごいタイミングですよね!」
「日本のファンはすでに、バーチャルレースとはいえ現代のインディカーをもてぎで観られることにとても興奮しています。僕は毎年、ホンダレーシング・サンクスデーで毎年冬にもてぎを訪れていて、ホンダのドライバーやライダーが参加し、とても楽しい時間を過ごしていますが、僕が初めてオーバルで現代のインディカーを走らせたのは、2017年のサンクスデーでインディ500優勝車を走らせたときでした。それはすごく特別な時間で、インディアナポリスと同じエキゾーストノートを聞くことができたと思います。特別なファンと共有した素晴らしい時間でした」
「母国のファンの前でレースをすることはいつもとても特別です。2011年以来インディカーは日本のファンの前でレースをしていませんが、バーチャルで復活するとは思いもみませんでした。僕たちはいま難しい時間を過ごしていますが、バーチャルでツインリンクもてぎでのレースをみせることができるのは素晴らしいストーリーです」
「それに、もてぎのオーバルはドライバーたちにも、タフなトラックとして知られています。ターン1〜2は超高速ですが、ターン3はとてもタイトで、ショートオーバルをのぞきこういったブレーキングやダウンシフトするオーバルはあまりありません」
「木曜日に初めてiRacingでバーチャルのツインリンクもてぎを走りましたが、グラフィックは素晴らしいです。レースが待ちきれないですね!」
It’s official! I’m entering the @IndyCar@iRacingchallenge @motegi_officialthis weekend. My sim has just been set it all up 1hr ago! Thanks Hayden, my data engineer @RLLracinghelped me a lot. Very excited!@Panasonic@ABeam@KeihinNA@HondaRacing_HPD#MiJack#INDYCARChallengepic.twitter.com/PXwvHgDCxr
— Takuma Sato (@TakumaSatoRacer) April 16, 2020
■アレックス・パロウ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チームゴウ)
「今週末のレースにすごく、すごく興奮しているよ! まずはオーバルであることが興奮する要素のひとつだ。そして、バーチャルと言えどまた日本でレースができるんだからね! 僕はキャリアを日本で積んできたし、日本のことを愛しているから」
「先週のミシガンで初めてオーバルでのレースを戦ったけれど、とても楽しかったし、僕たちはすごくコンペティティブだった。ストラテジーで僕たちは結果を残すことはできなかったけれど、ここで経験したことを活かし、もてぎでさらなる結果を狙っていきたいよ。勝ちにいきたいね!」
■フェリックス・ローゼンクビスト(NTTデータ・チップ・ガナッシ・レーシング)
「もてぎはもちろん自分が行ったことがあるコースのひとつだよ。オーバルは走ったことがないけれど、スーパーフォーミュラとスーパーGTでロードコースを2回走ったことがあるんだ。見たところオーバルはクールなトラックみたいだね」
「チームには、過去にもてぎに行ったことがあるメンバーがいて、懐かしい思い出になっているみたいだ。前回のレースは少し運がなかったけれど、NTTデータ・ホンダのマシンで初勝利を狙いにいきたいよ」
■トニー・カナーン(セブンイレブン・AJフォイト・エンタープライズ)
「ツインリンクもてぎにはたくさんの良い思い出があるよ。多くの成功を収めたコースなんだ。それにコースはとても楽しい高速オーバルだ。シミュレーターで今週末レースをしながら、日本でのたくさんのことを思い出すだろうね。たくさんのファンと友人がいるから。僕のなかでも、2番目に多くのファンがいると思うよ」
「この週末は、僕にとっても懐かしいセブンイレブンカラーで走るんだ。すごく興奮しているよ! みんなにとって素晴らしい週末になってほしいし、僕も楽しみにしているよ」
■エリオ・カストロネベス(ペンゾイル・チーム・ペンスキー)
「バーチャルレースとはいえ、インディカーでツインリンクもてぎに戻ることができて嬉しいよ。僕は実際にツインリンクもてぎでレースをしたことがある数少ないドライバーのひとりだから、今週末は有利だろうね。実際にもてぎでロジャー・ペンスキーとともに勝つことができたしね」
「また素晴らしいパートナーとチームとともに戻ることができて嬉しいよ。他のインディカードライバーたちと良いレースをファンの皆さんにみせたいね!」
Look at this beauty! That's the @Pennzoillivery I'll be @iRacingSaturday (2:30 p.m. ET on NBCSN) on the Twin Ring Motegi oval. Can't wait! @PenskeESports
Essa é a pintura do carro que vou correr no iRacing – Sábado, 15:30pm, a pista vai ser o oval de Motegi, Japão. Bora lá! pic.twitter.com/z0SMuVISju
— Helio Castroneves (@h3lio) April 15, 2020
■コルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー・オートスポート)
「正直、インディカーがいちばん最後にツインリンクもてぎでレースをしたとき、僕はまだ11歳だったんだよ! だから今回のレースに向けて、父(ブライアン・ハータ)がビデオを持ってきてくれて、父やライアン・ハンター-レイのレースを見せてくれたんだ。とてもクールなトラックみたいだね。コースをトライできるのが楽しみだ」
It’ll be a special @Yankees-themed @CapstoneTurbinelivery for @ColtonHertain Saturday’s #INDYCARChallengeas we honor and remember Hank Steinbrenner.
https://t.co/kOt49mCk6upic.twitter.com/2J5ZLzAEij
— Andretti Autosport (@FollowAndretti) April 17, 2020
■ジョセフ・ニューガーデン(日立・チーム・ペンスキー)
「ツインリンクもてぎでの今週末のレースは、僕にとってもチームにとってもすごく特別だよ。僕は日本と日本文化の大ファンなんだ。だからこのレースがすごく楽しみだね。それにチーム・ペンスキーにとっても、日立との関係はこのレースで始まったからね。日立グループの皆さんがこのレースに興奮していると思う。チームとしっかり仕事をこなして、日立・シェビーに最大の結果をもたらしたい」
Headed to [virtual] Japan with the @hitachiautocrew. Let’s. Go.
Catch the show live tomorrow at 2:30pm ET on @NBCSportsand on my YouTube. @Hitachi_US| @team_penske| @teamchevy| @PenskeESports| #RELENTLESS| #INDYCAR| @INDYCAR pic.twitter.com/AwwNsaYcVv— Josef Newgarden (@josefnewgarden) April 17, 2020