ヤマハ、スポーツヘリテージ『XSR900』2024年モデルを5月20日に発売。新色のホワイトとブラックを用意

2024年4月19日(金)14時27分 AUTOSPORT web

 ヤマハ発動機は、スポーツヘリテージモデル『XSR900 ABS』のカラーリングを変更した2024年モデルを5月20日に発売する。


 XSR900は、ヤマハレーシングヘリテージを反映したスタイルと先端技術による走行性能を備えたモデル。ボディサイズは全長2155mm、全幅790mm、全高1155mm、軸間距離1495mm、シート高810mm。
 
 エンジンは直列3気筒DOHCを搭載。最高出力は88kW(120ps)/10000rpm、最大トルク93Nm(9.5kgm)/7000rpmを発生する。ピストン、コンロッド、クランクシャフト、カムシャフト、クランクケースなど、主要パーツのほとんどを専用設計している。


 また、燃焼室をコンパクトにすることで、素早い燃焼で高いトルク性能を発揮している。この燃焼改善により、燃費改善にも貢献している。


 外装はモーターサイクルシルエットを深く追求しながらもライダーに寄り添い、低く構えたハンドルバーとバーエンドイラー、テールカウルを思わせるシート形状を採用する。


 シート下のアルミプレートやコクピットから見えるXSRのロゴのドッグタグプレートなど、細部にまでこだわった作りとなっている。


 リヤフレームは水平基調で低く構えたシルエットを実現させるためにXSR900専用設計で、フィッティング感のよいシート形状と相まって、1980年代レーシングマシンのようなやや腰を後ろに引いたライディングポジションとなっている。


 2024年モデルではXSR900 GPとリレーションを図った新色を採用。“シルキーホワイト”はヤマハ伝統の白と赤を組み合わせ、スタイリングに合わせてゴールドとシルバーを用いてモダンなカラーアレンジを施している。“ブラックメタリックX”は、ヘッドラインプステーやフットレストプレート類をブラックアウトし、モノトーンカラーでまとめられている。


 『XSR900 ABS』のメーカー希望小売価格は125万4000円(税込)。発売は5月20日からを予定している。

ヤマハXSR900(ブラックメタリックX)


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