巨人・阿部監督 初回4失点に「大いにバッテリーには反省してもらって。それだけだね」
2024年4月20日(土)17時32分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人2—6広島(2024年4月20日 マツダ)
巨人は今季最多の12安打を放つも12残塁という拙攻続きで広島に完敗を喫し、1分けを挟んで今季2度目の3連敗。貯金が1に減った。
大城卓とバッテリーを組み、今季初先発登板となった5年目左腕・井上が初回、打者8人に5安打を集中され、いきなり4失点。その後、2回から4回までは完全投球を披露して4回5安打4失点で降板したが、打線は初回から相次ぐ拙攻に泣いた。
0—5で迎えた7回にはようやく岡本和の適時打で1点返したが、これがこの試合チーム12安打目。さらに長野の内野ゴロでもう1点加え、27イニングぶり得点で「2」を刻んだが、広島が9安打で6得点した一方で巨人は今季最多の12安打を放ちながら2得点、12残塁という拙攻だった。
試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。
——初回の4失点。
「投入したのは僕だから」
——四球はなかったが…。
「たら、ればだからね。大いにバッテリーには反省してもらって。それだけだね」
——ヒットが出ても得点できない。原因は。
「なんだろうね。僕が教えてもらいたいぐらいなんだけど。でも、野球って不思議だなと思いながら見てたんだけどね。ヒットをこれだけ打ってもね…だけど今日は2点取れたし、なんかいいキッカケになればいいかなと思って」
——昨日より今日、今日より明日。
「そうだね。明日とにかく勝って戻りたいと思います」
——坂本が3安打。
「1本打ったらこんなものなのかなと思って見ていましたし、これを少しでも継続してもらって、チームにいい影響を及ぼしてほしいと思います」