どこまで飛ぶんだよ…！山川穂高の古巣相手に放った“2打席連続グランドスラム”が話題　2本目は打った瞬間ホームランとわかる“確信の一発”

4月13日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、スタンドからのブーイングをものともせずに、古巣・西武相手に、2打席連続の満塁弾を放った西武・山川穂高が野球ファンの間で話題となっている。

【映像】飛びすぎだろ！山川が“確信”した超特大弾

3-0、ソフトバンク3点のリードで迎えたこの試合の6回表・1死満塁の場面で打席に立った山川は、カウント0-2からの3球目、西武2番手・水上由伸が投じた外角やや高めのスライダーを打ちに行くと、打球は快音を残して左中間方向へと伸びる大飛球に。そのまま着弾し、なんとも強烈な古巣相手の満塁本塁打となった。

そして、7-0とリードを広げた8回にも、無死満塁の場面で打席が巡ってきた山川は、西武4番手・豆田泰志がカウント0-1から投じた2球目、ほぼ真ん中、甘めのコースに入ったストレートを豪快に振り抜くと、打球は左方向へと高々と舞い上がり、そのままレフトスタンド上段へと着弾するこの日2本目の満塁本塁打に。まさに打った瞬間それとわかる特大のホームランとなった。古巣相手に2打席連続の満塁弾を放った山川に野球ファンからは「いやー最高だわ　西武ファンには悪いけどめちゃくちゃ面白い」「現地で誕生日の西武ファンです。元々山川選手のファンだったんですが嬉しいのか嬉しくないのか自分でもわかりません」「ブーイングすごかったし、色々言われてるけど　実力で返す辺りは本当一流だと思うわ」「西武ファンの激励のブーイングに応える山川の2発。どちらも素晴らしかった」「この確信歩きあまりにもかっこよすぎる笑」「なんというか凄い運命だな」「これはもう悲劇というより喜劇」「西武ファンだけど、もう山川選手のことをいつまで経ってもネチネチ言うのは辞めましょうよ。確かに憤りを感じるのは分かる。それにブーイングする時あれだけの声量出せるんだったら、その声量で自チームの選手たちを応援してあげようよ…これ以上西武ファンのイメージを下げられるのは勘弁」といった様々な声がネット上に巻き起こることとなった。

4月19日放送の『バズ！パ・リーグ』（ABEMA）では、改めてこの山川による2打席連続グランドスラムをVTRを交えつつ紹介することとなったが、野球解説者の里崎智也氏は「完璧ですよね。ブーイングからの満塁ホームランという、このストーリーね」と、まず1本目のアーチについて称賛。さらにこの試合で2本目の特大アーチを放った山川だが、2打席連続グランドスラムは巨人の二岡智宏以来となる2人目、パ・リーグでは初となる快挙となった。これに里崎氏は「素晴らしいですよね」と絶賛することとなった。
（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）