ふわっとした空気感はまるで姉妹 小祝さくらは“妹分”竹田麗央の2勝目に「私も頑張らないと」

2024年4月22日(月)8時15分 ALBA Net

小祝さくらが仲良しの竹田麗央を祝福した(撮影:鈴木祥)

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<フジサンケイレディス 最終日◇21日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6494ヤード・パー71>

初日「70」、2日目「69」、最終日が4バーディ・1ボギー「68」と1打ずつスコアを伸ばした小祝さくらがトータル6アンダー・6位タイに入った。最終組の1組前で回り、ホールアウト後は前週に続いて18番グリーン脇で竹田麗央の優勝を見届けて祝福。「うれしいです。バーディで締めくくる、いい勝ち方。自分も負けないように頑張らないと。いい刺激をもらいました」と喜んだ。


5歳年下の竹田とは昨年から急速に親しくなった。「最初は結構、距離があったけど、今はほぼ気を使わずにしゃべったりできる感じです」。ゆるふわな雰囲気、おっとりした話し方、一喜一憂しないプレー中の態度、そして内に秘めた負けん気の強さ…。

前々から似ていると評判だった二人は、野球観戦などプライベートでも交流を深め、ツアーで行動をともにするうちに、さらにそっくりになって来た。柔和な顔立ちもまるで姉妹のようで、小祝も「しゃべっている感じは全然似ていないと自分では思うけど、空気感みたいなものは似ているとよく言われます」。

小祝の“竹田評”は「意外とさばさばして悩まないタイプ。最初はすごくまじめだと思ったけど、そうでもない。あっ、まじめはまじめです。あまり考え込まないのは私もなんですけど」。誰からも愛される鈍感力も二人に共通する強さの源泉だ。

妹のような存在の竹田の2週連続優勝。大会開幕前の15日に26歳となった小祝は「麗央ちゃんのほうが姉みたいです。私よりしっかりしている」と笑った。今大会は頼もしい妹が主役だったが、プロアマ戦では17番パー3でホールインワンを達成し、2日目はハーフ2イーグルを奪いギャラリーを沸かせるなど姉も負けていなかった。

「ヤマハレディース葛城」でツアー通算10勝目を挙げるなど、プロ8年目の今季も序盤から足取りは快調。急成長の竹田とともに、ふわっとツアーを盛り上げていく。(文・臼杵孝志)


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