高橋藍、チーム2位の14得点 モンツァがフルセット勝ちで1勝1敗 セリエAプレーオフ決勝第2戦

2024年4月22日(月)1時15分 スポーツニッポン

 バレーボール男子イタリア1部リーグ(セリエA1)プレーオフの3戦先勝方式の決勝第2戦がモンツァで行われ、日本代表の高橋藍(22)が所属するレギュラーシーズン5位のモンツァは同2位のペルージャに3—2(25—20、23—25、21—25、25—19、15—11)で競り勝ち対戦成績を1勝1敗とした。

 日本人として加藤陽一氏以来19季ぶりの決勝。初戦に続き先発出場した高橋はサービスエース2得点を含むチーム2位の14得点を挙げてフルセット勝ちに貢献した。

 敵地での初戦を1—3で落としたモンツァはホームで粘り強く戦った。第1セットは、9—11から5連続得点で逆転し、そのままリードを保って25—20で先取した。

 第2セットは、互いにサイドアウトを繰り返す拮抗した展開となったが、11—11から4連続失点で突き放され23—25で落とし、第3セットは5—4から4連続失点で主導権を渡し21—25で奪われた。

 崖っぷちの第4セットは高橋が奮闘する。7—5から2連続サービスエース。終盤の23—18から強打でセットポイントを引き寄せると、最後もスパイクを叩き込みこのセット6得点。日本の若きエースの活躍でモンツァはセットカウント2—2に持ち込んだ。

 そして最終第5セットはモンツァが高橋のスパイクなどで序盤からリード。最後も14—11から高橋が強打を決めて、決勝で初勝利を挙げた。

 第3戦は25日にペルージャで行われる。

スポーツニッポン

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