大谷翔平、待望の”176本目”は「地位をさらに確固たるもの」にする一発 米メディアも賛辞惜しまず「歴史に名を刻んだ」

2024年4月23日(火)6時30分 ココカラネクスト

大谷が今季5本目を放ち歴史に名を刻んだ(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間4月21日(日本時間22日)のメッツ戦で、今季第5号を放った。これでメジャー通算176本目となり、松井秀喜氏を抜いて日本人選手最多本塁記録を更新した。

【動画】歴史を塗り替える一発!大谷翔平がメジャー日本選手最多176号を放ったシーン

 松井氏と並ぶタイ記録となった第4号から7試合ぶり、待ち焦がれたメモリアルアーチが飛び出した。3回の第2打席、メッツ先発のエイドリアン・ハウザーが2球目に投じたスライダーを振り抜くと、打球はあっという間にライトスタンドへ。ようやく飛び出した待望の第5号は文句のつけようのない、観ているものの度肝を抜く一発となった。

 この「日本人スター」により放たれた特別なホームランは、米国内でも大きく報じられている。老舗スポーツメディア『The Sporting News』では、記録更新となったことを受け、「ショウヘイ・オオタニは、すでに日本が生んだ偉大な野球選手の一人としての地位を確立しているが、彼の最新の偉業は、ダイヤモンドにおける日本のレジェンドとしての地位をさらに確固たるものにした」と伝えた。

 さらに、同メディアは「この数字は、MLBの通算本塁打ランキングではあまり意味をなさないかもしれないが、オオタニの一発は、ヒデキ・マツイが持つ日本人打者の最多本塁打記録を上回り、日本出身選手の歴史に名を刻んだ」と評した。また、「現時点では、彼が何本で終わるか上限を決めようとするのは馬鹿げている」と今後のパフォーマンスについて論じている。

 他にも、今季の本塁打数を予想しており、「この指名打者は、30本塁打以上への道を順調に進んでおり、平均すると5試合に1本弱のペースで本塁打を放っている。もし彼が今シーズンで偉業を達成すれば、30本塁打を放ったのは彼のキャリアで4度目となる」と見通している。

 開幕以降、本塁打記録更新をめぐり注目を集めていた背番号17は、この試合を終え、打率が両リーグ通じてトップとなる.368という驚異的な数字に上ることに。今シーズン、打撃で真価を発揮し続ける大谷が、ここからそのバットで、どれだけファンを沸かせてくれるのだろうか。期待は膨らむばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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