表彰式の主役はイニエスタ…国王杯決勝、メッシが見せた気遣いとは?
2018年4月23日(月)12時38分 サッカーキング
セビージャと対戦したバルセロナは5−0と快勝し、クラブ史上初の大会4連覇を達成。試合直後に行われた表彰式では、第1キャプテンのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが優勝トロフィーを掲げた。
同紙によると、バルセロナでは選手全員がステージに上がった2015−16シーズンの決勝を除いて、第1キャプテンと第2キャプテンが優勝トロフィーを掲げることが“お約束”になっているという。しかし今回、ステージに上がったのは、イニエスタだけだった。第2キャプテンを務めるメッシは、今シーズン限りでの退団が濃厚となっているイニエスタへ注目が集まるように、ステージに上がることを辞退したそうだ。
イニエスタとメッシにとって、バルセロナで獲得した31個目のタイトルだった。クラブ史上最も多くのタイトルに恵まれた2人はともに優勝トロフィーを受け取る資格があったはずだが、メッシは盟友に主役を譲った格好だ。
なお、イニエスタは今週中に自身の去就について発表する予定と見られている。メッシの“気遣い”は退団を前提としたものだと受け取れるだけに、現地メディアやファンの間では残留を求める声が日々大きくなっている。
(記事/Footmedia)