リバプールがセットプレーから3発! ノッティンガム・フォレストのロングスローに苦しみながらも辛勝

2023年4月23日(日)2時43分 サッカーキング

ゴールを決めたサラー[写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第32節が22日に開催され、リヴァプールとノッティンガム・フォレストが対戦した。

 リヴァプールは前節、アウェイでリーズに1−6と大勝したものの勝ち点47の8位に位置し、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏の4位のニューカッスルとの勝ち点差は「9」となっている。

 一方のノッティンガム・フォレストは勝ち点27の18位で降格圏に位置しているが、残留圏の17位エヴァートンも同勝ち点のため、アウェイの地からなんとか勝ち点を持ち帰りたいところだった。

 リヴァプールは、今節もDFトレント・アレクサンダー・アーノルドをビルドアップの際に中盤に配する戦い方を選択。前半から何度かチャンスを迎えるも、ノッティンガム・フォレストが体を張った守備でゴールを割らせず両チームともスコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 試合は後半に激しく動く。後半開始早々の47分、右サイドからアレクサンダー・アーノルドがCKをファーポスト際に蹴り込む。そのボールを相手DFがヘディングでクリアするも、ファビーニョが頭で折り返し、最後はディオゴ・ジョッタが頭で押し込みが先制する。

 だが、ノッティンガム・フォレストもすぐさま追いつく。51分、フランス人DFムサ・ニアカテの自陣からのロングスローを起点に少ないパスで一気にリヴァプール陣内に攻め上がる。最後はゴール正面やや右、ボックスの手前からネコ・ウィリアムズの放ったシュートがリヴァプールのDFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 すると、今度はリヴァプールが突き放す。55分、左サイドでFKを得るとアンドリュー・ロバートソンが左足でボックス中央へ。そこにフリーで待ち構えていたジョタが胸トラップでボールをコントロールし、ボレーシュートをゴール右に流し込んだ。

 67分、ノッティンガム・フォレストが再びロングスローからチャンスを作る。前線右サイドから放り込まれたニアカテのスローインを、リヴァプールのDFファン・ダイクが頭で弾き返すも、そのこぼれ球をFWモーガン・ギブス・ホワイトが体を倒しながらボレーで合わせ、ノッティンガム・フォレストが再び同点に追いついた。

 決めてもすぐに追いつかれるというリヴァプールにとっては嫌な展開のなか、70分に右サイドからのアレクサンダー・アーノルドのFKに対し、サラーが相手よりも先に体を中に入れながら合わせてゴール。VARチェックでオフサイドが検証されるも、ゴールは認められた。

 その後もノッティンガム・フォレストはロングスローを駆使するなどし、リヴァプールのゴールに迫ったが得点を決められず、試合はリヴァプールが辛くも3−2で逃げ切った。

 次節、リヴァプールは26日にアウェイでウエストハムと、ノッティンガム・フォレストも同日にホームで三笘薫が所属するブライトンと対戦する。

【スコア】
リヴァプール 3−2 ノッティンガム・フォレスト

【得点者】
1−0 47分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)
1−1 51分 ネコ・ウィリアムズ(ノッティンガム・フォレスト)
2−1 55分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)
2−2 67分 モーガン・ギブス・ホワイト(ノッティンガム・フォレスト)
3−2 70分 モハメド・サラー(リヴァプール)

サッカーキング

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