巨人・阿部監督 9試合連続2得点以下に「課題は明確」 捕手・岸田の悪送球は「致し方ない」とかばう
2024年4月24日(水)21時44分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人2—3中日(2024年4月24日 東京D)
巨人はまたも打線が奮わず。球団ワースト2位タイの9試合連続2得点以下で3位に後退した。
赤星が初回、カリステに左翼ポール直撃の1号2ランを被弾。開始から11球で2点先制を許したが、2回に萩尾の適時三塁打で1点差とすると、岸田の犠飛で同点。その後は赤星、涌井と両先発右腕が踏ん張り、2—2のまま試合が進行した。
だが7回、1死三塁のピンチで捕手・岸田の三塁けん制球が悪送球となって本塁生還を許し、これが相手の決勝点となった。
試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。
——赤星は粘った。試合はつくった。
「うん、そうだね」
——打線は3、4回のチャンスで出れば。
「うん、その通りです」
——もう1点取れない、というのが続いている。そこをなんとか。
「もう、バントもミスしているし、そりゃ勝てないですよね。そういう流れになっちゃってるからね」
——9試合連続2得点以下。投手に負担。
「そうですよね、だけど、ピッチャー頑張ってくれているんでね。ピッチャー継続して、野手がなんとかね、打って点取ればいいだけなんで。課題は明確ですよ」
——7回の岸田の悪送球。
「多分、相手がギャンブルスタートしてきてね、空振りして、飛び出したと思うんだけど。あれはね、まあ殺しにいったんでね。致し方ないですよね」
——勝負した上の。
「そうですね」