開幕戦で予選落ちの蝉川泰果が欧州と日本の共催試合でリベンジに挑む「手応えは凄くあるかなと」

2024年4月24日(水)17時35分 スポーツニッポン

 男子ゴルフのISPSハンダ欧州・日本トーナメントは、あす25日に静岡・太平洋クラブ御殿場コース(7262、パー70)で初日を迎える。

 ルーキーイヤーの昨季、賞金ランク2位と躍動した蝉川泰果(23=アース製薬)は、3月の開幕戦、東建ホームメイトカップで予選落ちしたリベンジに挑む。

 今大会は欧州ツアーと日本ツアーの共催ということもあり、ハイレベルな争いが見込まれるが「あまり調子良いという言葉を口にすることはないのですが、手応えは凄くあるかなと思っています」と話した。

 開幕戦から今週まで3週間のオープンウイークがあったため、その期間を利用してアマ時代から指導を受けている日本ゴルフ協会ナショナルチームのスタッフのサポート受けショット、パットを立て直した。

 「凄く頭の中がすっきりしたというか、もやもやしていた部分がなくなったと思います」

 パットに関してはアドレスで右肘が左肘よりも正面側に出ていた構えをスクエアに修正。パッティングの軌道もインサイドに引いてインサイドに打ち出していくイメージを、ストレートに打ち出すようにして感覚が良くなったと明かす。

 スパイクもアマチュアで日本オープンを制した大学4年時のモデルを再投入。開幕戦はスパイクシューズを履いていたが、以前のモデルはスパイクレスだった。

 「スパイクシューズだと(地面を)スパイクが噛(か)んでくれるから吸い付きが良すぎる分、自分の足が遊びすぎていた。。でも、それを逆にスパイクレスにすることで自分の足で踏ん張ろうと意識して、しっかり体重が乗れたりする」とその狙いを説明した。

 今週は昨季、日本ツアーで賞金王を争った同期のライバル、中島啓太が出場する。中島は今季から欧州ツアーに本格参戦し3月のトーナメントで欧州ツアー初Vを飾っている。これが国内初戦で凱旋(がいせん)試合となる。

 中島は欧州ツアーから米ツアーへのステップアップを目指しており、蝉川も近い将来の米ツアー挑戦を視野に入れている。

 「自分もいずれはPGA(米ツアー)に行きたいなと思っている。そのきっかけにできる試合として、この大会を頑張りたいなと思っています」と意気込みを語っていた。

スポーツニッポン

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