ロッテの変則左腕・高野脩汰が直面した“2巡目”の壁...成瀬善久氏「引き出しがなくなった」

2024年4月24日(水)22時11分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ ロッテ1—10ソフトバンク(2024年4月24日 ZOZOマリン)

 ロッテOBの成瀬善久氏がプロ初先発したロッテ・高野脩汰投手(25)が直面した2巡目の壁を解説した。

 成瀬氏は「中継ぎが基本ベースのピッチャーなので序盤からフォークで押していた」と指摘した。

 初回1死一、二塁のピンチでは山川を127キロのフォークで空振り三振。近藤129キロのフォークでニゴロに仕留めた。

 2回も1死から走者を出すとフォークを決め球に切り抜けた。

 成瀬氏は「スライダーも持っているのに割合が少なかった。先発は2巡目が壁になる。引き出しがなくなってしまう」と説明した。

 そしてソフトバンク打線が2巡目に入った3回に社会人出身の2年目左腕は2点を失ってしまった。

 始めから短いイニングを想定していても4回までは考えていたかもしれない。

 高野脩は3回3安打2失点だったが、4回から登板した二保がソフトバンク打線に捉えられてしまった。

スポーツニッポン

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