勇人さん、ありがとう!!!巨人・菅野が無傷の3勝目 0―2劣勢で降板、直後に坂本が逆転3ラン!

2024年4月25日(木)20時33分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人3—2中日(2024年4月25日 東京D)

 巨人の菅野智之投手(34)が25日の中日戦(東京D)で今季4度目の先発登板。6回6安打2失点で降板した直後に坂本勇人内野手(35)の逆転3ランが飛び出し、リーグトップタイとなる無傷の今季3勝目を手にした。

 今季初登板初先発となった4日の中日戦(バンテリンD)では同学年の小林誠司捕手(34)と657日ぶりにバッテリーを組んで7回4安打無失点と好投し、今季初勝利を挙げていた菅野。

 前回登板した18日の阪神戦(甲子園)では3年ぶりの完封ペースだった8回に1—0から追いつかれて降板した。チームは1—1で迎えた延長10回、4番手として登板した守護神・大勢が1死も取れずに満塁のピンチを招いて佐藤輝に適時打され、プロ初のサヨナラ敗戦投手となっている。

 この日も盟友・小林と4試合連続で先発バッテリー。初回をわずか7球で3者凡退に仕留めると、3回まで1安打投球で順調な立ち上がりとなった。

 4回には先頭・田中に左翼線二塁打され、1死後、昨季まで同僚だった中田に三塁強襲安打、2死後には上林に四球を与えて満塁のピンチ。ここは加藤匠を空振り三振に斬って取り無失点で切り抜けた。

 だが、0—0のまま迎えた5回だった。先頭の村松に右前打され、犠打で1死二塁となってから岡林に右翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれてついに失点。それでも、なお2死一、三塁と続いたピンチでは中田を二ゴロに抑え、それ以上の得点を許さなかった。

 しかし、続く6回には先頭・細川にカウント2—2から投じた5球目、内角高めへの148キロ直球を左翼スタンドへ運ばれて0—2。その裏に無死二塁で打席が回ると、代打・大城卓を送られ降板となった。細川に浴びた一発は菅野にとって今季初被弾だった。

 このまま試合終了となれば今季初黒星になるところだった菅野。だが、降板直後の6回、坂本に劇的な逆転3ランが飛び出し、敗戦投手どころか一気に形勢逆転で勝利投手の権利を手に。その後は西舘、バルドナード、大勢が無失点リレーで菅野に白星を届けた。

 菅野の投球内容は6回で打者26人に対して93球を投げ、6安打2失点。3三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は149キロだった。

 ▼菅野 5回1失点のところまでは粘りながら投球できたと思います。ただ2点目の失点はしっかりと反省しないといけないですし、次も粘り強く投球できるようにつなげていきたいです。

スポーツニッポン

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