楽天・岸「同点に追いつかれたらひっぱたいてやろうと」愛の則本イジりお立ち台に大爆笑 9回無死満塁に

2024年4月25日(木)21時19分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ 楽天5—1日本ハム(2024年4月25日 楽天モバイル)

 楽天の岸孝之投手(39)が25日、日本ハム戦(楽天モバイル)に今季4度目の先発登板。前日の雨天中止によりスライド登板となったが7回118球を投げ8安打を打たれながらも1失点の力投で今季初勝利を挙げた。これでルーキーイヤーの07年から18年連続勝利となり、通算159勝(111敗)はソフトバンクの和田毅投手(43)を抜いて現役単独3位(プロ野球49位タイ)に浮上した。現役1位はヤクルトの石川雅規投手(44)の185勝(185敗)、2位は中日の涌井秀章投手(37)で161勝(156敗)。

 4点リードの9回のマウンドで無死満塁のピンチを背負った則本。1発打たれたら同点という場面をベンチから見つめた岸は、お立ち台で「あの〜、則本が同点に追いつかれたらひっぱたいてやろうと思ってましたけど」と6歳下の後輩をイジり本拠のファンから爆笑と歓声をさらった。「リズム良く、3者凡退を意識して」投げたという今季4度目の先発登板で待望の今季初勝利。100球を超えた7回のマウンドに上がったことについては「6回の感触が良かったので、交代と言われましたけど(7回のマウンドも)行かせてもらいました」と志願の118球だったことも明かした。

 立ち上がりは3者連続で中飛に打ち取った岸。その裏に小郷が今季12球団初となる初回初球弾を放ち、浅村にも適時打が飛び出し2点の援護をもらった39歳右腕は、5回まで5安打を打たれながらも得点を許さず。丁寧なピッチングでゼロを並べた。6回に3連打を浴び1点を失うも、7回までマウンドに上がった岸は118球を投げ8安打1失点の力投で今季初勝利の権利を持って、8回を2番手・宋家豪に後を託した。最後は4点差がある中で則本が登板。無死満塁のピンチを背負うも何とかしのぎ切った。

 岸は今季、初登板となった3日の日本ハム戦(エスコンF)で5回80球を投げ4失点で今季初黒星。2戦目となった10日オリックス戦(京セラD)では6回80球2失点で勝ち負け付かず、3戦目の17日オリックス戦(楽天モバイル)は6回110球1失点の力投も今季2敗目を喫していた。

スポーツニッポン

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