巨人2安打で勝っちゃった でも...11試合連続3得点以下は継続 球団ワースト記録にリーチ

2024年4月25日(木)22時23分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人3—2中日(2024年4月25日 東京D)

 巨人は今季最少のわずか2安打で中日を下し、2位に浮上した。

 相手先発右腕・柳に5回まで無安打に封じられていたが、0—2で迎えた6回だった。

 まずは先頭の吉川が右翼フェンスを直撃する二塁打を放ち、待望のチーム初安打。菅野の代打・大城卓と門脇はともに初球を打って左飛に倒れたが、佐々木が四球でつないだ2死一、二塁で第3打席に入った坂本が2球目の内角高め直球を左翼スタンドに放り込んだ。0—2の劣勢を一瞬でひっくり返す一発。まさに千両役者の活躍だった。

 巨人の2安打以下での勝利は2020年8月18日の阪神戦(東京D)以来4年ぶり。2安打以下で3得点以上は1999年9月12日の阪神戦(甲子園)以来15年ぶりで、東京ドームで2安打以下ながら3得点は初となった。

 巨人は14日の広島戦(東京D)から球団ワースト2位タイの9試合連続2得点以下が続いていたが、坂本の3ランでこの不名誉な記録にストップ。

 だが、13日の同戦から球団ワースト3位の11試合連続3得点以下は継続となった。

 連続3得点以下の球団ワースト記録は1993年6月30日中日戦〜7月14日広島戦と2021年3月28日DeNA戦〜4月10日広島戦の12試合となっており、エース戸郷が今季2勝目を懸けて先発マウンドに上がる26日のDeNA戦(横浜)では打線のさらなる奮起を期待したいところだ。

 【巨人の11試合連続3得点以下】※右数字は安打数

13日 ○3—2広島(東京D)11

14日 ○2—1広島(東京D)6

16日 △1—1阪神(甲子園)8

17日 ●0—2阪神(甲子園)8

18日 ●1—2阪神(甲子園)5

19日 △0—0広島(マツダ)4

20日 ●2—6広島(マツダ)12

21日 △0—0広島(マツダ)4

23日 ○2—0中日(ひたちなか)4

24日 ●2—3中日(東京D)5

25日 ○3—2中日(東京D)2

スポーツニッポン

「安打」をもっと詳しく

「安打」のニュース

「安打」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ