巨人ドラ1西舘勇陽、圧巻の10試合連続ホールド 12年前のセ新人記録に並ぶ デビュー戦からは史上初
2024年4月25日(木)20時5分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—中日(2024年4月25日 東京D)
巨人のドラフト1位ルーキー、西舘勇陽投手(22=中大)が25日の中日戦(東京D)で開幕から10試合連続となる10ホールド目。2012年に田島慎二(中日)がマークしたセ・リーグ新人最多記録に並ぶとともに、同年に高木京介がマークした巨人新人のシーズン最多10ホールドにも並んだ。
坂本に逆転3ランが飛び出し、0—2が3—2となって迎えた7回、2番手として登板。最初に打席へ迎えた代打・大島を右飛に打ち取ると、続く岡林はカットボールで空振り三振。田中は遊ゴロで、わずか9球で3者凡退に仕留めた。
これで西舘は3月29日に行われた阪神との開幕戦(東京D)でプロデビューして初ホールドをマークしてから無失点のまま10試合連続ホールド。防御率はいまだ0.00となっている。
なお、12年前の田島が達成した10試合連続ホールドはシーズン27試合目からマークしたもので、西舘のデビュー戦からは史上初の快挙。
また、新人の10ホールド到達ペースではこれまで2019年の甲斐野央(ソフトバンク、現西武)がマークした4月29日&12試合目が最速だったが、西舘は4月25日&10試合目と、ともに記録更新となっている。