韓国「ドーハの悲劇」で五輪連続出場が9でストップ 監督&FW退場響いた 敵将は元韓国監督の因縁
2024年4月27日(土)2時45分 スポーツニッポン
◇サッカーパリ五輪最終予選兼U—23アジア杯カタール大会準々決勝 韓国2−2(PK10−11)インドネシア(2024年4月25日 ドーハ)
韓国はインドネシアに敗れ、88年ソウル大会から続いていた五輪連続出場が9で途絶えた。格下相手に2度先行を許し、1—2の後半25分に1次リーグ3得点のFW李泳俊(イ・ヨンジュン)が相手選手を踏みつけて一発退場。同39分に追いついたものの同アディショナルタイムに判定に抗議した黄善洪(ファン・ソンホン)監督が退席処分となった。
指揮官を欠いたチームは12人目まで突入したPK戦の死闘に10—11で敗戦。皮肉にも敵将は18年W杯ロシア大会で韓国を率いた申台竜(シン・テヨン)監督で、スポーツソウル紙は痛恨の敗戦を「ドーハの悲劇」と報じた。ミュン・ジェヨン・アシスタントコーチは会見で「選手は諦めずに戦って同点弾を決めたが、PK戦は運がなかった」とうなだれた。