デュッセルドルフ会長、宇佐美と原口が来季の構想内であると明かす

2018年4月28日(土)10時41分 サッカーキング

デュッセルドルフで共にプレーする(左)宇佐美と(右)原口 [写真]=Getty Images

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 現在ブンデスリーガ2部で首位に立つフォルトゥナ・デュッセルドルフ。残り3試合を残して3位のホルスタイン・キールと勝ち点7差と昇格も現実的になってきている。そんな中、会長のロベート・シェーファー氏が来季の構想について話したようだ。27日の『ライニッシェ・ポスト』のウェブ版が伝えている。

 すでに4月23日のドイツ紙『ビルト』は、日本代表MFの宇佐美貴史は「僕はフォルトゥナに残りたいです」という発言を引用しながら、デュッセルドルフの残留を望んでいることが報じられている。

 また、現在契約が残っているレンタル元のアウクスブルクのゼネラル・マネージャーを務めるシュテファン・ロイター氏も同記事のなかで「フォルトゥナでプレー機会を得られたことはウサミにも良かったようだ。選手が、他のクラブで解決策を探したいと言うのなら、私たちも交渉の席に着く用意はできている。ただ、全方向が満足できる条件でなければならないがね」と金額さえ一定額を満たせば、移籍を容認させる模様だ。

 また、シェーファー会長は同じく日本代表のサイドアタッカーでヘルタ・ベルリンからレンタル移籍で加入したMF原口元気についても、残留の可能性を見出している。「私たちは、全ての関係者と話すつもりだ。もちろん、ヘルタBSCともだ。日系企業のスポンサーたちと会食した際に、ゲンキとタカがウチで気持ち良く過ごせているのか再確認できた。我々は彼らを完全移籍で獲得したいが、給与の予算を超えるわけにはいかない」と現在の状況を説明した。

 同紙によれば、来季の選手、監督やチームスタッフ合計の予算は今季(1100万ユーロ、約14億5200万円)の約3倍の3000万ユーロ(39億6000万円)に増額されるという。

 欧州リーグも佳境を迎え、各クラブが来季に向けて本格的に準備を始めている。海外日本人選手たちの去就にも注目が集まる。

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