ソフトバンク・和田「少しずつボールの強さが戻ってきているところも」 昇格へ大前進

2024年4月28日(日)6時0分 スポーツニッポン

 ◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク5−2阪神(2024年4月27日 タマスタ筑後)

 表情に手応えがにじんだ。ソフトバンクの和田毅投手(43)がウエスタン・リーグ阪神戦で先発し、毎回の12奪三振など7回を2失点に抑えた。112球の力投で1軍昇格に向け大きく前進した左腕は「投げるたびに少しずつですけどボールの強さが戻ってきているところもある」と気持ちよさそうに汗を拭った。

 初回に先頭・遠藤をこの日最速の145キロで見逃し三振に斬るなど、140キロ台の直球を並べた。チェンジアップも効果的に使いながら好投。100球前後の予定で6回を終え94球だったが、7回は続投を志願してアウトは全て三振に抑える圧巻の内容だった。「100球以上投げられるのを自分でも確かめたいというか。投げたかったですし、体の免疫じゃないですけど。一回は投げておかないといけないかなと思った」と笑みを浮かべた。

 今季プロ22年目のシーズンは左手中指のマメの影響で4月2日の本拠地開幕戦の登板を回避。復帰2戦目だった19日の2軍戦では左足親指裏のマメがめくれた影響で降板と不運が続いていた。「チームが優勝するために自分も戦力になれるような状態になりたい。ただ、それだけ」。1軍の舞台で勝負する態勢は整った。 (杉浦 友樹)

 ▼ソフトバンク・倉野投手コーチ(和田について)三振を12個取っているのは良かったなと思いますね。ファームといえども空振りが取れている。見逃しも含めて。いいポイントだと思います。

スポーツニッポン

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