『レクサスNX』一新。プリクラッシュセーフティ機能強化や新内外装カラーを追加

2019年4月29日(月)12時51分 AUTOSPORT web

 2014年のデビュー以降、Premium Urban Sports Gearをコンセプトにレクサス・ブランドの中核モデルとしてグローバルな成功を収めてきたSUV『NX』に、進化したプリクラッシュセーフティなどを含む”Lexus Safety System+”の機能強化や、旋回中の車両安定性を確保するアクティブコーナリングアシストの標準設定、新規内外装カラーの追加など一部改良が施され、5月6日から発売開始となる。


 上位モデルの『レクサスRX』と並んで全世界で好調な販売を記録するミドルサイズSUVの『NX』は、今回の一部改良で予防安全パッケージLexus Safety System +の各機能を進化させ、事故の防止や交通事故死傷者のさらなる低減とドライバーの負担軽減が図られた。


 そのLexus Safety System +の進化は、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能となったほか、レーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する“レーントレーシングアシスト(LTA)”や、カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する“ロードサインアシスト(RSA)”、先行車の発進をメーターとヘッドアップディスプレイ内での表示とブザーで知らせる“先行車発進告知機能(TMN)”などを搭載。

自然界から着想を得た外板色ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリングを新たにオプション設定
一部グレードにはダークローズのカラーを採用した本皮シートも設定


 さらに、コーナリング中にアクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制する“アクティブコーナリングアシスト(ACA)”を全車に標準設定し、優れた旋回性能と高い車両安定性を実現した。


 またエクステリアカラーには、自然界から着想を得た外板色ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリングを新たにオプション設定。赤土のような重厚感と日差しで際立つ発色により、深みと鮮やかさを両立させた色味を採用したのに加え、内装色には“version L”に採用したブラック&アクセントサンフレアブラウンのほか、“F SPORT”専用にブラック&アクセントマスタードイエローを新たに設定している。


 2.5リッター自然吸気直列4気筒にTHSⅡを組み合わせたハイブリッドモデルのNX300hと、2リッター直列4気筒直噴ターボに6速ATを組み合わせるNX300のラインアップは不変で、各グレードともにFFと4WDモデルが設定され、価格は442万5055〜597万7309円となっている。

インテリアにもブラック&アクセントサンフレアブラウンのバイカラーを新設定
こちらは“F SPORT”専用ブラック&アクセントマスタードイエロー

公式サイト:https://lexus.jp/models/nx/


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