スイス・スーパーリーグは6月8日以降に無観客で再開へ…練習は5月11日から

2020年4月30日(木)7時11分 サッカーキング

スイス・スーパーリーグが6月に再開へ [写真]=Getty Images

写真を拡大

 スイス・スーパーリーグは6月8日以降に再開する見通しとなったようだ。スイス紙『Tages-Anzeiger』が29日に報じた。

 スイス政府は29日、第2段階のロックダウン緩和として、5月11日から小中学校の再開や飲食店の条件付きの営業などを認める方針を発表。スポーツについては5月11日から5人以内のグループで接触のない練習を行えるが、プロスポーツについては政府の衛生ガイドラインに従う条件付きでチーム練習が可能だという。

 それに加え、2月29日から中断しているスイス・スーパーリーグは、6月8日以降の再開が許可されたようだ。ただし、今後の状況が悪化しないことが条件のようで、最終的な決定は5月27日に下されるという。また、1000人以上の観客が集まるイベントは8月末まで禁止のため、再開後は無観客で開催される。

 スイス・フットボール・リーグ(SFL)のハインリッヒ・シファール会長は29日、SFL公式サイトのインタビューで再開時期について、「現段階では答えることができない」とコメント。「具体的な日にちを話す前に、全ての組織的、財務的な問題をクリアにしなければいけない」と話し、「今の状況では、長期的に無観客試合しか許されない。クラブはさらに多くの財務的な問題に直面する。特に観客なしの試合が長期間続く中、つまり収入がない中で、クラブはどうやって経済的に生き残ることができるのかという問題だ」と指摘した。

 なお、スイスメディア『Swissinfo.ch』によると、スイス政府は27日から段階的にロックダウンの緩和を開始。5月11日から第2段階の緩和がスタートし、5月27日に1000人未満のイベント解禁などのさらなる対策が検討され、それを踏まえて6月8日から第3段階の制限解除を行うという。

サッカーキング

「スイス」をもっと詳しく

「スイス」のニュース

「スイス」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ