マンUファン、ESL抗議で本拠地に乱入…リヴァプール戦の開始時間が遅れる事態に

2021年5月3日(月)0時50分 サッカーキング

スタジアムで抗議を行ったマンチェスター・Uのファン [写真]=Getty Images

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 2日に行われるプレミアリーグ第34節のマンチェスター・Uとリヴァプールの一戦は、ファンのスタジアム乱入によりキックオフ時間が遅れるようだ。同日、イギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 マンチェスター・Uの本拠地『オールド・トラフォード』で行われる同試合は現地時刻16時30分にキックオフされる予定だった。しかし、欧州スーパーリーグ(ESL)立ち上げに関わったクラブに反発するファン数百人が試合前にスタジアム内に乱入し、クラブオーナーのジョエル・グレイザー氏に対して「クラブから出ていけ」などと書いてあるプラカードを持って抗議を行った模様。また、機材を破壊したりゴールポストによじ登ったりなどの暴動もあり、開始時間が遅れる事態となった。

 スタジアム内とその周辺が混乱に陥るなか、両チームは地元警察によってチームホテル内に留まるよう指導を受けたようだ。機動隊は、選手たちが無事にチームバスに乗れるよう、ホテルの入り口に続く階段を取り囲んだが、マンチェスター・Uの選手たちはキックオフの1時間前になってもホテルから出ることができない状況だったという。

 また、オールド・トラフォードの試合運営スタッフはファンの乱入を受け、新型コロナウイルス感染対策のプロトコルに違反していないかを判断するために、緊急会議を開いたようだ。同試合での観客動員は予定されていなかった。

 マンチェスター・Uは先月18日に発表されたESLの創設12クラブに含まれていたが、すでに同構想からの撤退を表明。しかし、先月28日にはクラブCEOを務めているエド・ウッドワード氏の自宅がファンによって荒らされる事件が発生していた。

サッカーキング

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