旗手怜央への水提供拒否で見解。セルティックOB「相手を批判しすぎ」

2023年5月6日(土)5時55分 FOOTBALL TRIBE

旗手怜央 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は先月30日、スコティッシュカップ準決勝レンジャーズ戦でプレーした際、レンジャーズ所属MFトッド・キャントウェルから水の入ったペットボトルの提供を拒否されたことで話題に。キャントウェルに対する批判が相次ぐ中、セルティックOBが同選手を擁護した。


 このダービーマッチで問題視されているのは、32分のシーン。レンジャーズ所属FWマリク・ティルマンがピッチ上で治療を受けていた時、旗手は給水目的でレンジャーズのメディカルスタッフが持っていたバッグからペットボトルを貰おうとする。対戦相手からペットボトルを貰うことは試合中によくある光景だが、キャントウェルは旗手へのペットボトル提供を拒否するかのように、バックを旗手の届かない位置に放り投げた。


 その後、旗手は困惑の表情を見せながらもFWアルフレッド・モレロスに断りを入れた上でペットボトルを手に入れる。またこのシーンがツイッター上で拡散されると、「スポーツマンシップに反する行為だ」、「旗手は何も悪くない」、「キャントウェルはなんて悲しい考え方をしているんだ」という声が噴出。セルティックサポーターによるキャントウェルへの批判や誹謗中傷が相次いだ。


 しかし、セルティックOBのクリス・サットン氏はキャントウェルを擁護。英メディア『BTスポーツ』の番組「Scottish Football Extra」に出演した際、「旗手に水を飲ませなかったことに対する批判は、本当に厳しいと思った。我々の住んでいるところは、国内で最も降水量が少ない地域だからね。私はトッドを擁護するよ」と語っている。


 また同氏はツイッター上でキャントウェルを批判するセルティックサポーターに対して反応。「キャントウェルには辛辣だ。彼は髪をきれいに見せるために十分な水を節約する必要があったんだ」とジョークを交えながらも、セルティックサポーターによる過度な批判に否定的な見解を示している。


 なお旗手は今年3月下旬から負傷離脱していたものの、このレンジャーズ戦で復帰。先発出場で66分までプレーしチームの勝利に貢献している。

FOOTBALL TRIBE

「セルティック」をもっと詳しく

「セルティック」のニュース

「セルティック」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ