ユーヴェ無敗優勝を演出…“さすらいのストライカー”マトリが現役引退を発表

2020年5月7日(木)15時31分 サッカーキング

ユヴェントス(左)とカリアリ(右)時代のマトリ [写真]=Getty Images

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 元イタリア代表FWアレッサンドロ・マトリが現役引退を表明した。イタリア紙『スカイ』が6日に伝えている。

 1984年生まれで35歳のマトリはミランの下部組織出身。ミランではレンタル生活が続いたが、レンタル先での活躍を買われて2007年にカリアリへ移籍。2010−11シーズンには前半戦だけで11得点を挙げる活躍を見せて、冬の移籍市場でユヴェントスに引き抜かれた。2年目にはシーズンを通して2トップの一角を担って10得点を記録、クラブの無敗優勝に大きく貢献した。

 その後元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスらに押し出される格好で2013年に古巣ミランへ移籍。しかしミランでは結果を残せず、フィオレンティーナやジェノア、さらにユヴェントスとラツィオへのレンタル移籍を経験。2016年にサッスオーロへ完全移籍し、今シーズンは開幕前にブレシャへレンタル移籍したが1月に両クラブとの契約を解除してフリーとなっていた。

 マトリは同メディアの取材に対し、「夢を叶えたと言えるよ。キャリアを始めた当時、スクデットを3度も獲得できるなんて思っていなかった」とし、特に現在まで続く8連覇が始まった2011−12シーズンのスクデットについて「今でも忘れられない。思い出す度に興奮するよ。8年も経ったけど昨日のことのように覚えているよ」と語っている。また一番思い出の得点として2014ー15シーズンのコパ・イタリア決勝ラツィオ戦の後半終了間際に記録した決勝弾を挙げている。

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