F1 Topic:ピットウォールにVIP用エリアが誕生。セッション中の立ち入りも可能に/サーキット便り

2022年5月9日(月)3時44分 AUTOSPORT web

 マイアミ・インターナショナル・オートドロームのピットレーンを歩いていたら、面白いものを発見した。ガレージの一番端、メルセデスの隣に、F1チームのものとは違うガレージが存在していた。それはF1のガレージだ。

F1がVIP用に借り切ったガレージ


 このスペースは、F1がVIP用に借り切ったエリアで、ガレージのなかにはF1マシンもなければ、メカニックたちもいない。そこで仕事する人たちはゲストに食事や飲み物をサービスするスタッフたちだけ。マイアミということもあり、シーフードカクテルなども振る舞われていた。


 驚いたのは、そのガレージの向かい側にはピットウォールスタンドも設置されていて、ゲストたちがイスに座ってピットレーンの様子を観戦していたこと。ガレージまでなら、チームのゲストたちも入ることができるが、セッション中にピットレーンを渡って、ピットウォールエリアに立ち入ることができるのは、チーム関係者でもごく一部。メディアでさえ、特別なタバードを取得しないと入れない。

ゲストたちはピットウォールから観戦。F1が招待して特別なゲストにのみ許されている


 関係者によれば、このF1のVIP用エリアは昨年から導入されたもので、今年はこのマイアミGPが初の試み。ちなみに、このVIP用エリアはF1が招待したゲストしか入ることができず、パドッククラブのように一般には売り出されていない。


 次はどこのグランプリになるのか。ぜひ、鈴鹿にも登場してほしい。

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