大谷翔平 第2打席の左飛は惜しくもフェンス手前で失速 敵地ファンから毎打席大ブーイング受ける

2024年5月12日(日)9時46分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース—パドレス(2024年5月11日 サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が11日(日本時間12日)、敵地でのパドレス戦に「2番・DH」で先発出場。敵地ファンから大ブーイングを受ける中、第1、2打席はいずれも左飛に倒れた。第3打席は四球を選び、この試合初めて出塁した。

 初回1死走者なしでの第1打席は敵地のファンから大ブーイングで迎えられた。この打席はナックルには手を出さず、カウント2—2からの高めの直球に差し込まれて左飛に倒れた。続くフリーマンが低めのナックルボールをすくい上げ、右翼ポール際へ先制ソロを放った。

 第2打席は1—0の3回2死二塁の好機。ここまで得点圏打率.225の大谷はカウント1—1から3球目のナックルを左翼へ打ち上げたが、打球は左翼フェンス手前のウォーニングゾーンで失速し、2打席連続で左飛に倒れた。

 第3打席は1—0の6回1死走者なしの場面。この打席は不規則に動くナックルに苦しみながらファウルで粘ると、最後はフルカウントから体寄りにきたナックルに声を上げながら避けて四球で歩いた。

 ナックルボールを得意とするメジャー2年目の相手先発ウォルドロンは4月13日に初対戦。この時は1打数無安打、2四球だった。試合前、デーブ・ロバーツ監督は「初めて対戦した時は、3巡目は少し良い感じになっていた。目が慣れたことで、今日はそれが助けになればいい」と語っていた。

 ペトコパークでは過去通算8試合に出場し、16打数2安打の打率.125、1本塁打、2打点と結果が出ていなかった。しかし、今季初めてプレーした10日のパドレス戦では3試合ぶりの安打を放つなど2安打。8回には松井裕樹から同点機をおぜん立てする二塁打を放ち、チームはサヨナラ負けで連勝が7で止まったものの4安打中2安打が大谷と打線の核としての働きを見せた。8日のマーリンズ戦では今季初めて2試合連続無安打に終わっていたが、3試合ぶりのマルチ安打で打率.359と10日終了時点で首位打者をキープした。

 この日の試合前は12日(同13日)のカード3戦目に先発予定のダルビッシュとパドレスのベンチ前で約15分間談笑した。両者の対決は過去2試合は5打数1安打、2三振。今季3度目の直接対決に注目が集まっている。

スポーツニッポン

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