お祝いがお預けに　菅楓華の20歳バースデーラウンドは「50点」

菅楓華、20歳のバースデーラウンドは「50点」（撮影：鈴木祥）

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＜Sky RKBレディスクラシック　2日目◇17日◇福岡雷山ゴルフ倶楽部（福岡県）◇6489ヤード・パー72＞

きょう5月17日に20歳の誕生日を迎えた菅楓華。「朝からたくさんの選手に声をかけてもらいました。ちょっとずつ、実感は湧いてきています」。人生の大きな節目ともいえる一日を、上位争いの中で過ごした。

3位から出たバースデーラウンドは、ボギーが先行。それでも4番、6番、9番とテンポよくバーディを奪い、首位と1打差で折り返した。流れに乗って迎えた後半は、「レギュラーツアーでは初めてだと思います。狭いホールで右も左もダメだけれど、ちょっと力んじゃった」と、15番でティショットを左のOBに入れてダブルボギー。スコアを落とした。

この日は4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「72」。トータル5アンダー・12位タイに後退した。自己評価は「50点」。誕生日のお祝いとして、『晩ご飯を豪華にする』なども考えられるが、「きょうはちょっと悪かったので、ないかな（笑）」とお預けだ。

それでも、首位とは4打差。伸ばし合いの展開の中で、逆転の可能性は十分に残っている。先週のメジャー初戦では今季初の予選落ちを喫したが、すでに持ち味を取り戻しつつある。

「きょうは自分のゴルフができたり、できなかったり。でも、ここ最近に比べたら、しっかりバーディも獲れているかな。“後半の後半”が大事になってくるので、ショットでちゃんとつけていけるように頑張りたい」。最終日にビッグスコアを叩き出し、試合後の誕生日会を豪華なものにしたい。（文・笠井あかり）