改めて注目される大谷夫妻の"稀有さ" 心臓病と闘う少年を始球式招待に「アスリート夫妻だからできたこと」感動の輪広がる

2024年5月18日(土)11時44分 ココカラネクスト

大谷夫妻の温かい気配りに感動の輪が広がっている(C)Getty Images

 大谷夫妻の〝サプライズ〟に感動の輪が広がっている。

5月16日(日本時間17日)に行われたレッズ戦は移籍後初の大谷のバブルヘッドデーとなった。この試合前始球式に心臓疾患と闘ってきた13歳のアルバート・リー君を招待。

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 当初は球団から真美子夫人の始球式登板を打診されたというが、大谷は夫人と相談の上、辞退を決め、病気と闘うリー君が招待されたという。

 リー君は生後13日で心臓を手術、その後もロサンゼルス市内にあるUCLA子供病院で複数回手術を受けるなど、病魔と闘い続けてきたという。

 ドジャース公式インスタグラムではリー君と大谷の対面の瞬間を映像で投稿しており、大谷が目の前に現れた瞬間、リー君は漫画のように、驚きと喜びのあまり、目と口を大きく開き数秒間フリーズする様子が伝えられた。大谷からサイン入りのユニホームを手渡され、始球式の大役を直接言い渡されると再び驚愕。実際に行われた始球式では大谷が捕手役を務め、必死に投げるリー君の姿も感動を呼んだ。

 始球式を投げ終えたリー君の目線にあわせて、優しく話しかける大谷の姿もあった。

 大谷は地元局「Sports Net LA」にも配信された試合後インタビューの中で、リー君が始球式を務めたことに「いい思い出になってくれれば嬉しいかなと思います」とおだかやな表情で語った。

 今回の始球式の選定は野球が好きな子や闘病中の子どもなどが良いのではないかと夫妻で話し合って決めたとされる。

 この夢舞台実現までの〝舞台裏〟が明かされると、ネット上では「神すぎる!」「清廉さが際だつ」「少年の笑顔が何よりもの宝」という声や、夫妻が話し合って決めたという経緯に「アスリート夫妻だからできたこと」と真美子夫人も元プロバスケプレーヤーとして知られるだけに、スポーツを通じて勇気を与えるという使命がともに浸透していると称える声も上がった。

 このたび、ドジャースが本拠地を置くロサンゼルス市が5月17日を「大谷翔平の日」に制定。野球を通じて、様々な方面に大きな影響力を及ぼしている背番号17。夫人のサポ—トも得ながら、引き続きの快進撃も期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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