牧野任祐「もう号泣、涙が止まらなかったです」。村岡総監督「本当にこの瞬間を待っていました」【SF第2戦決勝会見】

2024年5月19日(日)19時55分 AUTOSPORT web

 5月19日、大分県のオートポリスで、全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の決勝レースが行われ、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がキャリア初優勝を達成した。41周で争われたレースの終了後、今大会を制した牧野と2位となった岩佐歩夢(TEAM MUGEN)、3位表彰台を獲得した坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、さらに優勝チームより村岡潔総監督が会見に出席し、夏日となった今季第2戦を振り返った。


■村岡潔(DOCOMO TEAM DANDELION RACING総監督)


「牧野くんが勝つまで、本当に長かったですね。プレスの方々、顔なじみの方たちも一緒に牧野くんを見守る期間が長かったので、本当に長かったので……ですから先ほどから何度も言ってるように、これまで(チームとして)何度か勝ってきましたけど、この牧野くんの1勝は本当に嬉しい!」


「ラスト3周ぐらいは、もう涙でモニターが見えないぐらい。本当にこの瞬間を待っていましたので『本当嬉しい』しかないですね」


「昨年大きなクラッシュがあったときに牧野くんのお父さんと話をして、『うちで必ず勝ってチャンピオンまでは獲らせますから、うちに預けてくれ』という話をして、ここでひとつ約束を果たしました。ここから次のステップに進みたいと思いますので、皆さんも応援をよろしくお願いします」

村岡潔総監督(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)


■牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
決勝1位


「(レース終了直後の号泣から)間が空いてもう落ち着いのであれですけど、初優勝するまで長かったですしチームメイトがどんどん勝っていくなかで自分自身もかなり辛かったし、落ち込むことが多かったのですけど、やっとその初優勝の気持ちを僕も味わうことができて、本当に嬉しいです」


「(——初優勝の味わいはどんなもの?)涙が溢れ続けたので……意外と泣くタイプの人間なんですよね」


「経験的にわりと泣くことが多いのですけど、もう号泣です。涙が止まらなかったです。言葉よりも先に涙が止まらなくて、無線の直後は全然喋れませんでした」

2024スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)


■岩佐歩夢(TEAM MUGEN)
決勝2位


「決勝2位という結果は、もう本当に悔しいです。やっぱりポールポジションからのスタートで順位を落としての表彰台というのは、もちろん結果としてポイントを取っているというのはありますが、気持ちとしては本当に『悔しい』だけです」


「ただ、なぜスタートで遅れたのかなど、いろいろと要因はあるので、そのあたりをしっかり修正していきたいです。自分たちが今持っているポテンシャルというのはある意味、昨日今日と示せていると思うので、それをしっかりとまとめ上げて次戦以降、絶対に優勝していきたいと思います」

2024スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス 悔しい2位となった岩佐歩夢(TEAM MUGEN)


■坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
決勝3位


「まずはここに戻ってこられたので良かったな、と思います。鈴鹿ではちょっといろいろあって、思ったようなパフォーマンスが出しきれませんでした」


「この二カ月の間にしっかりと準備をしてもらったおかげで、(今回は)本来のパフォーマンスをしっかり出し切れたのかな、というレースができたと思います」


「ただ、優勝するにはまだ届いてないのかな、というのは事実なので、予選も含めてちょっとまだトップへの壁は厚いなというふうに感じてはいますが、ひとまずは良いレースができたということころで、次戦につながるレースができたと思うので次戦はしっかりとトップ争いができるように、また準備していきたいと思います」

2024スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス 3位表彰台を獲得した坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)


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