まさかのウルトラCも!? 巨人・菅野復帰に伴う「期待される役割」とは

2023年5月20日(土)11時30分 ココカラネクスト

二軍で調整中の菅野(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 チームがBクラスに沈む中、救世主の一軍昇格が待ち望まれています。

 巨人の菅野智之投手です。今季は二月のキャンプ下旬に首を寝違え、そこからコンディションに異常をきたして右肘を痛めました。練習試合、オープン戦を投球術で乗り切るも、右肘の違和感はぬぐえず。開幕一軍から外れ、今もなおジャイアンツ球場での調整が続いています。

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 スポーツ紙のデスクは言います。

「安定感が抜群で豊富な経験を有する菅野の離脱は確かに痛手でした。戸郷がWBCに出場した影響で、新外国人投手のビーディに開幕マウンドを託さざるを得なかった。そのビーディが5試合に先発も0勝4敗、防御率5・47の体たらくで二軍降格とあっては、開幕ダッシュ不発も当然でしょう。しかし、モノは考えようです」

 そして、こう続けるのです。

「『菅野抜き』でもチームは何とか勝率5割が見えてきた。それまでの『菅野依存』を考えれば、戸郷のエース昇格をはじめ、横川や赤星、山崎伊織ら新戦力の台頭、緩やかな世代交代は喜ばしくもある。ここから『助っ人・菅野智之』が新加入すると考えれば、チームにとっては実に心強く、逆に他の5球団にとっては脅威に映ることでしょう」

 一般紙の元巨人担当記者は、その起用法について「ウルトラC」を提言します。

「もちろん先発ローテが基本線でしょうが、8回の1イニングを菅野に託すのも面白いと思いますよ。開幕から『魔の8回』と呼ばれ、守護神・大勢が宝の持ち腐れになる場面が目立ちました。本来の『8回の男』中川が一軍に昇格しましたが、腰痛からは見切り発車との声もある。コントロールに優れ、落ちるボールもあり、何よりも心が強い菅野はチームの弱点を埋める『最強のピース』と言えるのです」

 先発ローテか、あるいはまさかのリリーフか。登板のタイミングこそわかりませんが、『菅野一軍昇格』が巨人にとって『最大の補強』であることは、間違いなさそうです。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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