ミラン決定的とささやかれる鎌田大地の新天地はA・マドリー!? スペインメディアは「ミランの最大のライバル」と存在を強調

2023年5月20日(土)18時32分 ココカラネクスト

去就が注目される鎌田。いずれにせよ来季は勝負の年になりそうだ(C)Getty Images

 今シーズン終了後、所属のフランクフルトとの契約が満了となる鎌田大地の去就が欧州メディアを賑わせている。今季限りでクラブを退団することも発表されており、現在はイタリアの名門、ACミランと契約間近であるとも伝えられている。

 これまでにはブンデスリーガの他クラブへの移籍や、ポルトガル、イングランド、スペインのクラブとの交渉も行なってきたことも報じられてきたものの、今月に入りACミランの名前が一躍、獲得レースの先頭に位置付けられた格好だ。

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 だが、もちろん正式決定にはまだ至っておらず、現時点では鎌田側からの意思表明もない。また、ミラン以外への移籍の可能性も残っているとして、これまで名前が挙がったクラブの現地メディアは日本人ミッドフィールダーの獲得を後押しすべく、報道も過熱しているようにも見える。

 スペインのサッカーサイト『Fichajes.com』は5月19日(日本時間20日)、「アトレティコ・マドリードがダイチ・カマダの獲得に乗り出す」と銘打ったトピックを配信した。その中で、ミランと共に鎌田獲得の最右翼であるとの見解を示している。

 記事では、イタリアメディアの情報などを交えながら「ACミランが来季のゼロコストでの獲得に興味を示しているにもかかわらず、今のところダイチ・カマダの獲得に具体的な動きをみせているのは、アトレティコ・マドリーだけである」と綴っている。

 同メディアは「カマダはブンデスリーガで今シーズンの大物選手の一人となった。2017年夏にアイントラハト・フランクフルトに到着したこの26歳は、今シーズン、ドイツのチームで輝かしい成績を残している。現在までに公式戦44試合で15ゴール、6アシストを記録している」と今季のスタッツを紹介し「中盤と左ウイングの両方でプレーできるこの日本人は、興味深い選択肢であり考慮に入れるべき存在である」とプレースタイルを評した。

 他にも、ボルシア・ドルトムントやベンフィカも有力候補であるとして「この戦いは簡単ではない」と見通しながら「カマダ獲得について、ACミランの最大のライバルはアトレティコ・マドリーだ」と主張している。

 欧州で実績を残し続ける26歳は来季、どの国のピッチに立つのか。現地メディアが伝えるように、スペインリーグが舞台となる可能性はまだ費えてはいないのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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