清水のFW川本梨誉、育成型期限付き移籍で群馬へ“復帰”「もう一度一皮剥けて来ます」

2024年5月20日(月)20時30分 サッカーキング

清水のFW川本梨誉が群馬へ育成型期限付き移籍

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 清水エスパルスに所属するFW川本梨誉が、ザスパ群馬へ育成型期限付き移籍することが決まった。20日、両クラブが発表している。

 両クラブの発表によると、移籍期間は5月20日から2025年1月31日まで。契約により、川本は移籍期間内に両クラブが対戦する公式戦に出場することはできない。なお、群馬側の発表によると、川本は21日のトレーニングよりチームに合流予定。Jリーグへの選手登録が完了次第、公式戦への出場が可能となる。背番号は「14」に決まった。

 川本は2001年6月11日生まれの現在22歳。静岡県出身で、ジュニアユースから“オレンジ戦士”の一員となった。ジュニアユース時代にはJFA 全日本U−15サッカー大会(※当時)、日本クラブユースサッカー選手権、高円宮杯JFA全日本U−15サッカー選手権大会の3冠を達成。その後ユースへ進むと、各年代別の日本代表にも名を連ねた。

 ユース在籍時の2019年3月には、2種登録選手としてプロデビューを飾る。翌年に正式にトップチーム昇格を果たしたものの、同シーズンは明治安田J1リーグ6試合の出場で1得点という成績で終了。2021シーズンからの1年半は育成型期限付き移籍したファジアーノ岡山で、2022シーズン途中からの1年半は期限付き移籍したザスパクサツ群馬(※当時)で成長を遂げ、今季より清水へ復帰していた。

 今季は清水で出場機会を確保できず、ここまで公式戦のピッチに立ったのは、2024JリーグYBCルヴァンカップの1試合のみ。2024明治安田J2リーグではベンチ入りも果たせず、このタイミングで再び群馬へ“武者修行”に出ることが決まった

 育成型期限付き移籍に際し、川本は清水を通して率直な心境を告白。「3年ぶりに覚悟を持って清水に帰って来ましたが、このような形で離れることになりすごく悔しいです。17番のユニフォームを買って下さった方、僕のことを応援してくれたエスパルスサポーターの皆様、家族には本当に申し訳なく思います。もう一度一皮剥けて来ます。本当にありがとうございました」と綴り、悔しさを胸にさらなる飛躍を誓った。

 一方、およそ半年ぶりに“復帰”を果たすこととなった群馬を通しては「勝利する為だけに帰ってきました。ザスパ群馬の為に全力を尽くします。呼んでくれたクラブには感謝しかないです。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

 今シーズン、清水は2024明治安田生命J2リーグ第16節終了時点で12勝1分3敗と好成績を残し、勝ち点「37」を積み上げて首位を走っている。一方、群馬は開幕直後から苦しいスタートを強いられ、現在の成績は1勝3分12敗。勝ち点「6」の獲得にとどまり、最下位に沈んでいる。


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