【データ】00年以降に2000安打は33人、200勝はダルビッシュで5人目 先発だけで200勝の価値
2024年5月20日（月）12時19分 スポーツニッポン
パドレスのダルビッシュ有投手（37）が19日（日本時間20日）、敵地でのブレーブス戦に先発。7回2安打無失点と好投し、今季4勝目を挙げ、野茂英雄、黒田博樹に続く史上3人目となる日米通算200勝を達成した。
投手の分業制や、かつてシーズン20勝、30勝投手が存在した時代と異なり、現代では200勝への壁は大きくなったと言わざるを得ない。いずれも名球会入りの条件とされる2000安打と比べると、99年までは2000安打が27人、200勝が22人誕生したが、00年以降では2000安打が33人に対し、200勝はダルビッシュで5人目にとどまる。
名球会は03年から新たに250セーブを入会条件に加えたが、こちらは00年以降で4人が達成。236セーブのパドレス・松井や、230セーブのDeNA・山崎、222セーブのロッテ・益田ら達成が近い選手も数多い。3つの条件の中で、最も高い壁は200勝かもしれない。
【00年以降に200勝を達成した投手】
04年 工藤 公康
05年 野茂 英雄
08年 山本 昌
16年 黒田 博樹
24年 ダルビッシュ有
