ソフトバンク・大関「自分の投球できた」 海野と初コンビでサヨナラを呼び込む8回1失点の粘投

2024年5月20日(月)6時0分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ ソフトバンク2−1西武(2024年5月19日 みずほペイペイ)

 サヨナラ勝ちを呼んだのは、間違いなくソフトバンク・大関の今季最多119球、8回4安打1失点の熱投だった。

 「初回は少し力んでしまいましたが、2回以降は自分の投球ができたと思います」

 ルーキー・武内との投げ合い。初回、蛭間に左翼線にライナーで運ばれる適時二塁打で先制されたが、尻上がりに調子を上げた。今季6試合目にして甲斐ではなく初コンビを組んだ海野と“新味”を出した。22年7月30日の西武戦以来だったが、女房役は直球を生かすため、「カーブをより出していこうと話はしていた」と語る。

 140キロ台の直球に110キロ台のカーブという緩急が生きた。2回以降は二塁を踏ませない圧巻の内容だ。粘り強く反撃を待った投球が報われた。倉野投手コーチは「変化球が途中から決まり出し、そこの出し入れもできたことが、きょうのピッチングにつながった」と分析。小久保監督は「大関らしい本当に落ち着いたピッチングだった」と称えた。

 今月1日の楽天戦で4回3失点だった後は、登板機会がなく2軍へ。ライブBPを挟むなど万全な態勢を整え中17日でのマウンドで結果を出した。3勝目はお預けだったが、本格的に6連戦が始まる交流戦へ、頼もしい左腕の安定感を見た。 (杉浦 友樹)

スポーツニッポン

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