【柔道】角田夏実「少し焦りがある」膝の回復が遅れ心境吐露 母校・東京学芸大で公開練習

2024年5月20日(月)22時42分 スポーツニッポン

 柔道女子48キロ級でパリ五輪代表の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が20日、東京都小金井市にある母校の東京学芸大で報道陣に練習を公開。日本選手団の金メダル1号の期待が掛かるトップバッターは、「後輩たちが稽古する姿を見ると気持ちを盛り上げられる。結果で恩返ししたい」と意気込みを語った。

 現状では1月と3月末に痛めた膝の回復がやや遅れ、この日も軽めの調整に終始した。23年以降は負けなしの国際大会4連勝と圧倒的な強さを見せているが、「(裏では)凄い練習量を積んでいるので、少し焦りがある。世界選手権なら“まだ2カ月ある”と感じるが、五輪は独特の雰囲気だなと感じる」と心境を吐露した。

 練習終了後には後輩らが寄せ書きをした大きな日の丸を贈られ、「パリに持っていきたい。(寄せ書きを)いつ読むか、迷いますね」と笑顔で話した。31歳で迎える初の五輪へ、高まりゆく緊張感と闘いながら、勝負の時へと準備を整える。

スポーツニッポン

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