S・ラモス、名門クラブを退団するライバルたちに惜別のメッセージ

2018年5月21日(月)17時36分 サッカーキング

繋がりの深いクラブを退団する(左から)F・トーレス、イニエスタ、ブッフォン [写真]=Getty Images

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 フットボール界を代表する選手の名門クラブとの別れが印象的となった、ヨーロッパ主要リーグの最終節。レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、今シーズン一杯で繋がりの深いクラブを退団するライバルたちに惜別のメッセージを送った。

 そのライバルとは、アトレティコ・マドリードのアイドルである元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス、バルセロナの主将のスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、ユヴェントスの主将のイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンだ。

 自身のツイッターを更新し、左には“マドリード・ダービー”で直接マッチアップをして来たF・トーレス、中央には“エル・クラシコ”で激戦を繰り広げて来たイニエスタ、右にはクラブでも代表でもヨーロッパ屈指の強豪同士として激突して来たブッフォンと、3人の写真を並べたS・ラモス。拍手の絵文字を掲げながら、スペイン語と英語で3人の英雄に感謝の気持ちを伝えた。

「君たちは、戦いをより美しいものに、フットボールを一段と偉大なものにしてくれた。ありがとう!」

 なお、「スペインではプレーを続けない」と明言しているF・トーレスは、MLS(メジャーリーグ・サッカー)行きが囁かれ、「バルセロナと対戦するチームには行かない」と宣言しているイニエスタは、ヴィッセル神戸への入団が濃厚とも報じられている。

 一方、「いくつかの興味深いオファーが届いている」と明かすブッフォンは、現役続行か引退か思案中であることを説明している。3選手とも近日中に去就を明らかにすると見られており、次のステップがどのような形になるのか、愛するクラブに別れを告げても注目の存在であることに変わりない。

文=北村敦

サッカーキング

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