ピルロ引退試合にも出場…元伊代表イアクインタ氏に禁固刑、マフィアと関連か?

2018年5月24日(木)10時23分 サッカーキング

ピルロ氏の引退試合に出場したイアクインタ氏 [写真]=NurPhoto via Getty Images

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 ユヴェントスやウディネーゼなどで活躍した元イタリア代表FWヴィンチェンツォ・イアクインタ氏が、マフィア関連の裁判で6年の禁固刑を言い渡された模様だ。23日付のイタリア全国紙『コリエレ・デッラ・セーラ』ほか、複数のメディアが報じている。

 23日にイタリアのレッジョエミリア県で、カラブリア州に拠点を置く同国4大マフィア組織の一つである『ンドランゲタ』に関して北イタリア過去最大規模(被告147名)となる裁判が行われた。

 報道によると、イアクインタ氏はマフィア関連犯罪による量刑加重を伴う武器等の所持規定違反の罪により、マフィア対策管区検察庁から禁固刑6年を求刑されたという。また、同氏の父親であるジュゼッペ氏にも、マフィア構成員が対象となる犯罪結社罪により禁固刑19年が言い渡されたという。

 同検察庁は2015年、イアクインタ氏と父親に対して武器の所持規定違反の疑いで家宅捜索を実施していた。

 38歳のイアクインタ氏は2016 FIFAワールドカップ ドイツで優勝を飾ったイタリア代表メンバーの一人。21日に行われたアンドレア・ピルロ氏の引退試合にも出場し、代表の元チームメイトとしてピッチに立ったばかりだった。

(記事/Footmedia)

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