名古新太郎が2発! 鹿島が札幌を下して3連勝、首位町田と暫定的に勝ち点で並ぶ

2024年5月25日(土)15時57分 サッカーキング

札幌戦で2ゴールを挙げた名古新太郎 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 2024明治安田J1リーグ第16節が25日に行われ、北海道コンサドーレ札幌と鹿島アントラーズが対戦した。

 降格圏からの脱出を目指す19位札幌が、2位ヴィッセル神戸と勝ち点で並んだ3位鹿島を『札幌ドーム』に迎えての一戦。立ち上がりは鹿島が積極的に入ったが、その後は中盤でボールが行き来するこう着状態が続く。

 札幌が最初にシュートを放ったのは33分、GK菅野孝憲が前方へロングボールを送り、キム・ゴンヒが相手に競り勝つ。ヘディングパスに反応したスパチョークは、相手GK早川友基が前目に立っていたことを確認すると、右足アウトサイドでループシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。

 試合の均衡が破れたのは41分、鹿島が先制に成功する。細かくパスをつないで札幌の守備陣形を崩し、師岡柊生がゴール前へ浮き球を供給。これを収めた名古新太郎のシュートは相手GK菅野に防がれたが、こぼれ球を名古が押し込んだ。鹿島は1点リードで折り返す。

 55分、鹿島がリードを広げる。ペナルティエリアの外に出ていた相手GK菅野がクリアに失敗し、敵陣中央で名古がルーズボールを回収。思い切ってロングシュートを放ち、無人のゴールを正確に撃ち抜いた。

 70分から柴崎岳が今季リーグ戦初出場を果たした鹿島は、札幌の攻撃を受け流しつつ、88分にダメ押しの3点目を獲得する。右コーナーキックから樋口雄太がピンポイントクロスを送り、ニアに入り込んだチャヴリッチが合わせて押し込んだ。

 試合はこのまま終了し、札幌は2連敗、鹿島は3連勝で7戦無敗となった。鹿島は暫定2位に浮上し、26日に試合を控える首位FC町田ゼルビアと勝ち点「32」で並んだ。

 次節、札幌は6月2日に敵地で東京ヴェルディと、鹿島は『国立競技場』で横浜F・マリノスと対戦する。

【スコア】
北海道コンサドーレ札幌 0−3 鹿島アントラーズ

【得点者】
0−1 40分 名古新太郎(鹿島)
0−2 55分 名古新太郎(鹿島)
0−3 88分 チャヴリッチ(鹿島)


【ゴール動画】鹿島MF名古新太郎、札幌戦で2ゴールの活躍!

サッカーキング

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