オリックス投手が苦言「誹謗中傷するんならせめてアカウントに鍵つけてや」 共感の声相次ぐ

2024年5月27日(月)12時48分 J-CASTニュース

オリックス・バファローズの阿部翔太投手が2024年5月26日、Xに誹謗中傷についての持論を投稿した。

最低限のマナーを守るよう訴える阿部投手の投稿には、野球ファンからの共感の声が相次いでいる。

「誹謗中傷するんならせめてアカウントに鍵つけてや笑」

阿部投手は26日、Xを更新し「何様か分からんけどSNSで個人名出して色々言ってる人ってなんなん?笑」と選手への誹謗中傷について苦言を呈した。

誹謗中傷への不快感を示した上で、最低限のマナーを守るべきだと訴えている。

「鍵付けてなかったら誰でも目に付くって事ぐらいはわかってやってるんやんな? どうせ面と向かったら言われへんのやから誹謗中傷するんならせめてアカウントに鍵つけてや笑」

「鍵」とは、リクエストを承認していないアカウントには、一切の投稿を見せない「非公開アカウント」のこと。阿部投手は「あくまでも僕の独り言です。笑」としているものの、かねてから過度な批判や誹謗中傷などに心を痛めている野球ファンも多く、共感の声が相次いだ。

「選手達は身を粉にして毎日頑張っている事に感謝はあれ 個人の発散のために利用して誹謗中傷する事は人としてあり得ない行為というの分からんのが呆れるばかりです」
「よう言うてくれました! 選手が声あげるのが一番届きます」
「必死でやってること、知ってます。それでもうまくいかないこともあること、野球観戦歴40年以上ですからよーく知っています。もちろん悔しいこともあるけど、ネガティブなことをSNSで言うのは良くないと心から思うから、独り言推します! ずーっとどんなときも応援してます!」

プロ野球選手への誹謗中傷問題については、日本プロ野球選手会が2023年から対策を周知している。「選手、選手の家族、監督、コーチ、球団スタッフ、審判員を含む関係者の尊厳を傷つけ、プロ野球の魅力を損なう悪質な言動」への注意喚起に加え、特に悪質なものに対しては開示請求のほか、損害賠償請求、刑事手続きといった法的措置の支援を行うとしている。

選手会は今月15日にも、裁判所に対して新たに発信者情報開示命令の申し立てを行ったことを発表。ファンに向け、「誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってマナーを守っていただくことを改めてお願いするとともに、選手の力になる前向きなご声援をたくさん送っていただけることを心より願っています」と呼びかけていた。

J-CASTニュース

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