交流戦で佐々木朗希を「打てる」セ・リーグ球団は?球界OBが大胆予想「ベイはストレートに強い打者が多い」

2023年5月31日(水)6時30分 ココカラネクスト

好調を維持する宮崎を筆頭に速球に強い選手が揃うDeNA。佐々木を打ち崩せるか(C)Getty Images,KentaHARADA/CoCoKARAnext

 5月28日のソフトバンク戦に登板した佐々木朗希。実に3週間ぶりの一軍のマウンドではあったが、6回2失点と上々の出来。30日から開幕する交流戦でも問題なく、高いパフォーマンスを見せてくれそうだ。

 佐々木朗は現在防御率1.18で、4勝を上げている。特筆すべきは、規定投球回に到達していないものの、奪三振率は1位の種市篤暉(11.19)を上回る13.97。パリーグで無双中の怪物は、セリーグのチームを相手でも三振の山を築くだろう。

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 とはいえ、リーグが変われば当然結果も変わるかもしれない。野球解説者の見解はどうなのか。現役時代にヤクルトや巨人で活躍したアレックス・ラミレス氏は交流戦での佐々木朗の出来を展望した。

 ラミレス氏は「セ・リーグだと佐々木を打てるチームはあまりないだろう」と交流戦でも変わらない活躍を予想。その一方で、「1チームだけ彼を打てるのではないかと思う」と佐々木朗を苦戦させるチームとしてDeNAの名前を出す。

 その理由として「ベイスターズにはストレートに強い打者が多い」と話し、「佐野はとてもストレートに強い」「宮崎は当てるのが上手く、逆方向にうまく弾き返すことができる」「牧もストレートに非常に強い」と佐々木朗を攻略しそうな打者の名前を連ねていく。主力3選手だけではなく、「左打者を見ても楠本もチャンスがあるだろう」「桑原もストレートに強い」と次々と選手の名前を挙げ、最後には「僕の分析だと交流戦で佐々木は3勝1敗」と締めた。

 確かにラミレス氏が指摘する通り、ストレートに対しての球種別打率を見ると、佐野恵太は.333、宮崎敏郎は.429、桑原将志は.328、牧は.258ながらも5本塁打など、好成績を残している。160キロを超える剛速球をバンバン投げ込む佐々木朗を打ち崩すことは容易ではないが、1人だけではなく複数のストレートに強い打者がいるのであれば、一度捕まえてしまえばノックアウトもあり得るかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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