ウェストハムDFズマに判決…5年間の猫飼育禁止、180時間の社会奉仕活動

2022年6月1日(水)23時59分 サッカーキング

社会奉仕活動を命じられたクル・ズマ [写真]=Getty Images

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 ウェストハムに所属するフランス代表DFクル・ズマが、英国の動物福祉法違反で判決を受けた。1日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 ズマは自身の飼い猫に対し、空中から落として蹴り飛ばす、靴を投げて追い回す、顔に平手打ちをするなどの暴力行為を働き、弟のヨアンがその場面を動画で撮影。2月初めに動画がスナップチャットに投稿されると、ネット上で拡散され、ズマ兄弟は非難の嵐にさらされた。
 
 2匹の飼い猫は事件以降、英国動物虐待防止協会(RSPCA)によって保護されている。RSPCAは3月16日、同国の動物福祉法に基づき、ズマ兄弟の起訴手続きを開始。先月24日にズマ兄弟の審問が行われ、2人とも訴因を認めていた。

 テムズ判事裁判所は1日に判決を言い渡し、ズマは180時間の社会奉仕活動を命じられた。また、同選手は今後5年間猫を飼育することを禁止され、裁判費用として約9000ポンド(約146万円)を負担する。なお、弟のヨアンには140時間の社会奉仕活動が命じられている。

 ウェストハムは判決を受け、次のような声明を発表したようだ。

「ウェストハムは、いかなる形の動物虐待や残酷行為も最も強い言葉で非難することを明確にします。このような行為は容認できませんし、フットボールクラブの価値観に沿うものでもありません。裁判所が判決を下した今、クルが自分の過ちから学んで前に進む機会をみなさんが与えてくれることを望んでいます」

サッカーキング

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