【巨人】どこまで守られるか「新たな聖域」 注目集める選手起用とは

2023年6月3日(土)12時58分 ココカラネクスト

好守備で幾度もチームを助けてきた門脇(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は2日の日本ハム戦(東京ドーム)に2−8と敗れた。

 先発した横川凱は5回9安打5失点と試合を作れず3敗目。打線も5回に梶谷隆幸のソロなどで反撃するも得点は2点どまり。

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 11安打を放ちながら、つながりの悪さが目立った。原監督がポイントとしたのは2−5と3点を追う6回の攻防だった。中山礼都、吉川尚輝の連打で無死二、三塁の形を作りながらも、続く門脇誠が一ゴロ、代打で出た坂本勇人が捕飛、丸佳浩が左飛と三者凡退で好機を生かせず無得点に終わった。試合後の原監督は「見ての通りだね。やっぱり6回だと思いますよ」とコメント。

 好機にあと一本が出なかったことを悔やんだが、注目は「8番・三塁」でスタメン出場を続けているスーパールーキー、門脇にもある。

 球際の強さ、強肩とルーキー離れした堅実な守備で一躍、定位置をつかんだ。「お金が取れる守備」「ホームランに匹敵する」など辛口な評論家陣の間からも称賛を浴びる即戦力ルーキーも、最近は打率1割台(・170)と低迷する打撃が気がかりな材料となっている。

 原監督は「同じ条件なら守備がいいほうを使う」と常々明言しており、高い守備力を誇るルーキーの打撃に関しては成長を見守る構えを見せているが、あまりに打てないようでは今後の起用にも関わってきそうだ。

 現在は一塁手の中田翔が足に不安を抱えているとあって、不規則な起用が続いているが、元々は「一塁・中田、三塁・岡本和真」が本来の形。門脇にとっては自身のストロングポイントである守備と、打撃でも少しずつステップアップしていきたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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